本の販売が不振、活字離れが云々言われてますが、依然多くの人を魅了してやまない読書。読書をするにはまず「本を確保」する必要があるわけですが、それには一体どこに住むのがよいのか?今回の記事では大阪・京都・神戸周辺の主要行政区を「本好きが住みやすいか?」という観点で比較してみます。

光る茨木市の蔵書数~図書館

中之島図書館
最近の図書館はDVD観賞が可能なところも多く何かと重宝します。
本を読むには「買う」か「借りる」かしなければいけないわけですが、まずは「借りる」場合の利便性を見てみよう!というわけで図書館の蔵書数を比べてみました。(データ元は各行政および図書館のWEBサイト)

圧倒的に多いのは大阪市立図書館大阪府立図書館でそれぞれ170万冊強!この数字は、京都市内の公共図書館の蔵書数(約160万冊)を大きく上回り神戸市内の公共図書館の蔵書数とほぼ同じです。

この2つは別格として、それ以外の各図書館を調べたところTOPは神戸市立中央図書館と茨木市立図書館。蔵書数はほぼ同じで約84万冊。次に来る尼崎市立中央図書館(約69万冊)に15万冊以上差をつけてます。続く堺市立図書館(約56万冊)、枚方市立図書館(約53万冊)、西宮市立中央図書館(約51万冊)迄が50万冊超。以下河内長野、京都市中央図書館(約37万冊)熊取、岸和田、泉南と続きます。

茨木市や尼崎市の蔵書数は政令指定都市の中央図書館と比較しても遜色ない数字。それに比べて京都府下は総じて蔵書数が多くありません。あくまで仮説ですが、世界の本屋ベスト10(10The world's 10 best bookshops)http://www.guardian.co.uk/books/2008/jan/11/bestukbookshops に選ばれた恵文社一乗寺店など個性的な本屋さんが多いことや、大学が多いため「金がない」「本を読む」といった属性の筆頭と思われる学生さんが大学併設の図書館を利用するが影響しているのかもしれません。

また、熊取町・岸和田市・泉南市といった南大阪各市が健闘しているのもっ目立ちます。

新刊買うなら堺・東大阪

本屋さん
大規模書店にはないアットホームさがある街場の書店もあるとうれしい。
「借りる」の次は「買う」。こちらは本の市町村別売上を比較してみました(「市町村別_本の推定販売額」を使用)。普通に比較すると大阪市北区がダントツTOP、続いて大阪市中央区、神戸市中央区、京都市下京区と並びます。当然ながら繁華街を抱え大規模書店のあるところが上位に来ます。

ならば住民一人当たり換算すれば?と思ったのですが、繁華街は人口も少なくますます繁華街が有利に。という事で、単純に政令指定都市をのぞいての順位を見ると東大阪市、奈良市、西宮市、尼崎市、高槻市と「人口の多いベットタウン」が上位をしめます。

会社勤めの方なら勤務地周辺に大規模書店がある場合も多いですし、amazonなどのネット通販を利用する手もあるので、新刊本を買うに当たってはそれほど場所を選ばずともよさそうです。それよりは品ぞろえなどで自分好みの書店を見つける方がよいでしょう。

続いて次のページでは古本屋事情を見てまいります。