観光スポット4 サン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会
パンテオンとナヴォーナ広場に間にある小さな教会ですが、カラバッジョの3枚の絵があることで知られています。「聖マタイと天使」「聖マタイと召し出し」「聖マタイの殉教」の聖マタイ伝3部作。ファンなら必見。パンテオンやナヴォーナ広場を見学するついでに寄れる立地も魅力です。教会のオープン時間に前を通りかかるなら、ぜひ。
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■San Luigi dei Francesi(サン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会)
住所:Piazza di S.Luigi dei Francesi, 5
TEL:06-688271
開館時間:10:00~12:30、16:00~19:00
休館日:木曜午後
アクセス:ナヴォーナ広場から、コルソ・ヴィットリオ・エマヌエレ大通りを渡ってすぐ
観光スポット5 サンタ・マリア・ソープラ・ミネルヴァ教会
パンテオンの裏手にある教会で、基礎はローマ時代に建てられました。現在見られるものは、15~17世紀に建築されたもの。内部には、フィリッピーノ・リッピのフレスコ画で飾られた礼拝堂、ロマーノ作の「受胎告知」、ベルニーニ作のブロンズメダルなど、見どころが豊富。教会から続くキオストロ(回廊)には、ミケランジェロ作の彫刻「贖いの主イエス」。そしてここは、ガリレオ・ガリレイが地動説を否定し「地球は回っている」と主張したと言われる「ガリレオ裁判」が行われたところとして知られています。
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■Santa Maria Sopra Minerva(サンタ・マリア・ソープラ・ミネルヴァ教会)
住所:Via Beato Angelico, 35
TEL:06-6793926
開館時間:8:00~19:00(キオストロ 9:00~12:30、16:00~18:30 日休)
休館日:なし
アクセス:パンテオンを正面に左手奥
観光スポット6 スパーダ宮(スパーダ絵画館)
16世紀、ローマの由緒ある家柄ファルネーゼ家出身の法王パオロ3世の配下にあった枢機卿カーポ・ディ・フェッロによって建設された宮殿で、バロック時代にこの館を手に入れたスパーダ枢機卿によって集められた絵画や建築が残されています。中でもバロックの巨匠ボッロミーニによる「遠近法の間」が有名。実際は奥行9メートルしかない部屋が4倍もの大きさに見える不思議な錯覚を体験できます。また、絵画館内部は、スパーダ枢機卿が暮らしていた17世紀そのままに残されており、その家具や室内の様子も見どころとなっています。
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■Palazzo Spada/Galleria Spada(スパーダ宮/スパーダ絵画館)
住所:Piazza Capo di Ferro, 13
TEL:06-6832409
料金:5ユーロ
開館時間:火~日曜 8:30~19:30(入館は18:30まで)
休館日:月曜、1月1日、12月25日
アクセス:テルミニ駅からバス64番乗車コルソ・ヴィットリオ・エマヌエレC.SO VITTORIO EMANUELE下車徒歩5分
観光スポット7 ファルネジーナ荘
1520年に建築された初期ルネッサンス様式の典型的な屋敷で、内部は、ラファエッロが手掛けた「ガラテア」や美しい回廊、ペルッツィのフレスコ画など、ルネッサンス時代の華やかで端正な芸術品に覆われています。16世紀末にローマの名門ファルネーゼ家の持ち物になりますが、ローマの貴族や文芸人のサロン的役割を果たし、最終的には1927年に政府の手に渡り、現在は、国立素描版画展示室を備える迎賓館。永遠の都ローマの貴族文化の側面を垣間見ることができる一般公開されている館のひとつです。
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■Villa Farnesina(ファルネジーナ荘)
住所:Via della Lungara, 230
TEL:06-68027268
料金:5ユーロ
開館時間:9:00~13:00
休館日:日曜・祝日
アクセス:テルミニ駅からバス40番乗車キエーザ・ヌオーヴァChiesa Nuova下車徒歩10分