住宅リフォーム/住宅リフォームの流れ・時期

リフォームするならココだけはケチるな(2ページ目)

リフォームでのむやみなコストダウンは失敗のもと。費用をケチると失敗するポイントを5つご紹介します。限りある予算だからこそ、有意義に使いましょう。

尾間 紫/Yuu

執筆者:尾間 紫/Yuu

リフォームガイド


リフォームでケチると快適性が格段に落ちる-断熱性能

窓の画像

結露は断熱性能が低いことで起きる。リフォームで解決できることのひとつ。

リフォームでケチると後悔するポイント3つめは、コストダウンで快適度が一気に低下するもの。その代表が断熱性能です。

住まいの断熱性能は、快適な暮らしを支える基本です。見た目だけきれいになっても、夏暑く、冬寒く、光熱費が高くて結露がひどいようでは本末転倒。断熱性能を上げるリフォームは意外と手軽にできますので、予算に加えておきましょう。

断熱リフォームの基本は下記でご紹介していますので、参考にしてみて下さい。

リフォームでケチると危険がある-耐震性能

リフォームでケチると危険なのが耐震性能です。特に1981年以前の家は旧耐震基準で建てられているので、地震に弱い家であることを知っておきましょう。旧耐震基準の家を新しい耐震基準に合致させる耐震リフォームは、補助金制度が充実しています。

リフォームでできる住まいの災害対策、防災のためにリフォームで何をするべきかは、下記でご紹介していますので、ご覧になってみて下さい。

リフォームでケチると後でお金が掛かる-メンテナンス

金が舞う

先延ばしは後で大きな出費を呼ぶことも。メンテナンスはケチらないことが長い目で見ればお得。

リフォームでケチると後悔する最後のポイントは、まだまだ大丈夫と先延ばしをし続けていると、後で膨大な費用が掛かるもの。メンテナンスのリフォームです。

メンテナンスのタイミングを見極めて、適宜お手入れをしていくことが、長い目で見ればお得に家を維持するコツです。タイミングを過ぎると、後で多額の補修費用が掛かるケースが多いのです。

下記に、定期的なメンテナンス費用の15万円をケチったせいで、後になって500万円を損してしまった実例をご紹介していますので、参考にしてみて下さい。

まんべんなくは後悔のもと!メリハリを効かせた予算配分が成功のコツ

電卓

優先順位が低いところは、すっぱり切り落としてスリム化することが大事。

限られた予算の中で、満足度の高いリフォームをするポイントは、メリハリを効かせた予算配分をすることです。

まずは優先順位を決め、こだわりの部分、性能を上げたい部分には、妥協せずにシッカリ費用を掛けましょう。優先順位が低いところは、すっぱり切り落としてスリム化する、DIYで頑張ってみるなど、メリハリのある予算立てをしてみて下さい。

ついあっちもこっちも色々なところをちょっとずつリフォームしたくなるものですが、まんべんなくは後悔のもと!できあがってみたら、一応全体的にキレイにはなったけれど、どこか安っぽくて機能も満足できない…… ということになりかねません。

こだわりの部分にはきちんとお金を掛けて満足する、使える部分はそのまま残す、というのも、新築とは違うリフォームの大きなメリット。リフォーム後の満足度を上げるコツでもあります。

 

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