リフォームのクレーム - その2
この傷は誰のせい? 原因は使用前の確認不足
工事が終わったら使う前に、担当者と一緒に仕上がりの確認をしておこう。使い始めてからでは、誰が傷をつけたのかがわからなくなる。 |
新築工事なら、住み始める前に完了検査があり、その時点で不具合がチェックされ、補修のための期間が取られます。
しかしリフォームの場合、住みながらの工事も多いため、工事が終わった箇所からすぐ使い始めることも多く、完了検査がおざなりになってしまったり、使い始めてから傷が見つかるなど、不具合の責任の所在がはっきりしないために、補修費用の負担などでトラブルとなってしまうことがあるのです。
大切なことは、最後にまとめて完了検査をするのではなく、使う前に担当者と一緒に仕上がりをよくチェック! 例えば、「養生」 と呼ばれる、傷や汚れ防止のためのシートを剥がす際には必ず立ち合う、機器や家具などは使用前に担当者と一緒に確認することが大切なポイントとなります。
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