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海外部屋探し(2)海外赴任先での探し方(2ページ目)

転勤が決まったと思ったら、行き先が海外だった!言葉に自信もないし、現地のことも全然知らない。さらに、住む所はどうしたらいいのだろう・・・?不安がいっぱいの海外赴任、住まいのことを取り上げてみました。

加藤 哲哉

執筆者:加藤 哲哉

賃貸・部屋探しガイド

家具は必要?


家具
日本ではなじみがないけど、外国では家具付は当たり前

赴任先のエリアによって差はありますが、海外では家具付の部屋も数多くあります。ついている家具は部屋によってまちまちですが、だいたいダイニングテーブル、ソファセット、ベット、大型の家電などがついています。せっかく大きな家具を日本から発送しても、現地での使い勝手が悪く、ただの置物になってしまうことも。帰国するときのことを考えると、あまり荷物を増やしたくはないですから、最初から家具付の部屋を借り、足りないものは現地で調達するようにしたほうが賢明かもしれません。

日本とは異なる「現地の常識」にご注意を


日本では当たり前だと思っていたことが、海外では違っていた・・・なんてことがよくあります。例えば、日本ではたいてい1ヵ月前に退去の申し出をすれば解約できますが、オーストラリアでは最初に契約した期間が終了するまでは借主が家賃を支払う義務があります。もし、契約期間があと3ヵ月残っていれば、その分支払わなくてはいけないのです。
このように、現地の事情を知らずに契約を交わしてしまうとあとから困ったことにもなりかねません。
「日本では当たり前」ということが通用しないことを忘れずに!

日本での住まいをどうするか?


海外での部屋探しとは少し異なりますが、日本で今まで住んでいた部屋をどうするかも考えどころのひとつ。賃貸に住んでいた人は、長期間の海外赴任になるのなら多分解約するのが金銭的にも賢明でしょう。ただし、短期間(半年以内)の海外赴任なら、日本に戻ってきてまた新しい部屋を探し、礼金・敷金・仲介手数料などを払わなくてはいけないことを考えると、今まで借りていた部屋をそのままにしておくほうがいいかもしれません。とはいえ、半年間窓もまったく開けないで部屋をそのままにしてくのはダメ。長期間部屋を空けることは大家さんや不動産会社も嫌いますから、もしそのまま借りておきたいのなら、まずは相談してみましょう。日本にいる誰かにその部屋の管理をお願いできるのなら、OKしてもらえるかも。

また、日本で持ち家(一戸建てでもマンションでも)に住んでいた場合には、第三者に貸し出すか売るかそのままにしておくか、の選択となります。住宅ローンが残っている場合には、第三者に貸し出して家賃収入を得る(いわゆるリロケーション)のがベスト。その場合には、日本に残しておく荷物の保管場所を確保しなければなりません。実家などに預けられるものはあずけ、それ以外の大型家具・家電などはトランクルームを借りるのもいいでしょう。

・・・海外赴任生活に不安はつきもの。事前にできるだけ多くの情報を集めておくことが楽しい海外生活が送れるコツになりそうです。

<関連サイト>
突然の海外赴任、どうする?
・オーストラリアの部屋探し事情
・香港の部屋探し事情
・ニューヨークの部屋探し事情
・ロンドンの部屋探し事情
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