ゲストハウスは「外国人ハウス」と呼ばれることも。国際感覚が養われるかも |
「ゲストハウス」――あまり聞きなれない方もいるかもしれません。ゲストハウスとは、個室以外のお風呂やトイレを共有するタイプの賃貸マンション。部屋には家具や備品も備え付けられていることが多いため、物価の高い日本で生活する外国人がよく利用することから「外国人ハウス」と呼ばれることもあります。
ゲストハウスの特徴は?
一般的に、個室にはエアコン、ベッド、家具などが揃っていて、身ひとつで契約したその日から生活できるのが特徴。また、キッチン、お風呂、トイレなどが共同で使えるため、入居するときのガス・水道会社への煩わしい手続きの必要がありません。また、インターネットやケーブルTVなども完備しているケースが多いため、ビジネスで訪日している外国人にも人気があるようです。
また、通常の契約とは違い、契約期間が1ヵ月から、というのも短期間で借りたい人には魅力の一つとなっています。
こういった特徴から、日本で滞在したい外国人に人気があるのが「ゲストハウス」なのです。
住宅スタイルは、「寮」タイプのように建物全体がひとつのゲストハウスになっている場合、1階がキッチン、お風呂などの共用スペース、2階、3階にそれぞれいくつかの部屋が連なっている(フロアごとに個室か共用スペースかが決まっている)のに対し、「ルームシェア」タイプのように、2LDK、3LDK、4LDKといった一つの部屋の個室の数に応じた人数でシェアするタイプもあります。
個室が多くなればなるほど、関わり合う人が増えますから、たくさんの人とコミュニケーションが採りたいなら、「寮タイプ」のゲストハウスがおすすめ。特に、外国人が多く借りているゲストハウスなら、異文化、異言語と触れ合うことができ、語学力に磨きをかけたい方にはぴったりです。
一方、ルームシェアタイプなら、少人数とじっくり付き合うことができ、また共用スペースの利用も少人数なら融通が利きやすいという特徴があります。
どちらのタイプを選ぶにしても、共同生活を送るのですから、常識・節度ある暮らしをすることが大切です。
>>>契約はどのようになっているのでしょうか?