気分が良い事は基本的には良い事ですが、気分が良すぎてしまうと「躁」の可能性も出てきます
気持ちが乗らないときは誰にでもあります。どの位、気分が乗らないかによりますが、目の前の事をやろうと思ってもなかなか始められない、やり出しても、すぐ投げ出したいようでは、なかなか辛いでしょう。物事を首尾よくこなすには、気分が良いに越したことはないでしょうが、気分が良すぎてしまうと、それ特有の問題が生じてきます。

今回は、気分の上がり下がりが大きすぎる事が特徴的である、躁うつ病の症状について、わかりやすく解説したいと思います。


良い気分 v.s. 気分が良すぎる「躁」

気分が良い時には、「楽観的になる」「口数が増す」「自信が増す」「活動的になる」「頭が冴える」といった事が起こります。こうした事は基本的には良い事ですが、良い気分を通り越して、気分が良すぎる状態では、これらの事が深刻な問題を生じさせてしまいます。

例えば、楽観し過ぎて自信過剰になってしまえば、重大な判断ミス、例えば、自分の返済能力を超える、借金を軽い気持ちでしてしまうといった事が起きてしまうかもしれません。口数が増す状態を通りすぎてしまうと、話し出したら止まらなくなってしまいます。また、頭が冴えた状態を通りこしてしまえば、頭の回転が空回りの状態になってしまい、次から次へ考えが湧くものの、一つの事に注意を向ける事ができなくなってしまいます。

こうした気分の良すぎる状態は「躁」と呼ばれ、他人から見れば、問題があるのは明らかであっても、本人はなかなか、自分の気分が問題を生じさせている事に気付きにくいものです。躁うつ病では、気分が大きく落ち込んだ状態では、うつ病と同様の症状ですが、「躁」の存在が、躁うつ病をうつ病と区別する、躁うつ病の特徴的な症状です。

ただのハイな状態から、どのように躁鬱の症状が経過するのか、こちらでさらに詳しく解説します。

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