【106万円】地デジ対応のオーディオを楽しむ居室
今話題の大画面テレビは設置場所に気を使いますが、このような収納なら部屋全体が引き締まって見えます。(画像提供:大建工業株式会社) |
涙が出るくらい嬉しかったCさんは、すぐに自分の夢の実現に取りかかりました。リフォーム業者と打ち合わせを重ね、和室を洋室に変更して、プラズマテレビとオーディオ機器をすっきり設置できるようにリフォーム計画を練り上げていきました。
Cさんのお住まいは築30年以上になりますが、幸いなことに計画的にメンテナンスを実施していたため、構造部に気になる傷みはほとんどなく、床の下地である根太を補強し、購入予定のプラズマテレビなどの機器類の寸法に合わせて、スマートに格納できるシステム収納を取り入れることにしました。
また居室の照明にもこだわりました。洋室用の天井付けの照明器具だけでなく、間接照明と直接照明を組み合わせて、見たい映画やくつろぎたい時間に合わせて照明を選べるように、くつろぎ感を高める空間を作り上げたのです。
Cさんの熱の入れように、当初は半ば呆れていた家族たちも、出来上がりの素晴らしさ、そして居心地の良さに、Cさん専用の趣味室として使用する予定の部屋が、今では家族全員でテレビを見たり会話を楽しんだりという、家族団らんのスペースとして使われるようになりました。Cさんの思惑は外れてしまいましたが、でもそれはそれでとても満足そうです。
【リフォームDATA】
和室→洋室への改造 材料費36万円+工事費21万円
システム収納+照明 材料費33万円+工事費16万円
合計金額 106万円
※材料費には設備本体以外の部材等も含む
重点ポイントにしっかりお金を掛けるのが吉
今回ご紹介したケースでは、施主がそれぞれこだわっていたポイントがあり、そこにしっかりとお金を掛けている様子がわかります。「ここだ!」というこだわりたい部分では、業者の説明を鵜呑みにするのではなく、自分でも設備や建材などの情報を調べて、リフォームをより有意義なものにできるように計画してみましょう。
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