これは大変! お子さんに忍び寄る体の変化
姿勢が悪いと集中力の低下につながることもあります。 |
体の負担の少ない姿勢では、脳と体の隅々へつながっている神経の働きも問題が無いため、体調不良を感じずに過ごせることがほとんどです。ところが、育ち盛りのお子さんが、悪い姿勢を習慣化してしまった場合、心配なことがいくつかあります。
■「こうなるかもしれない!」心配な変化
- 姿勢が悪いと集中力が低下し、勉強がはかどらなくなるかもしれません。
- 視力の低下につながるかもしれません。
- 猫背が増強されることで、内臓を圧迫してしまい、働きを悪くしてしまうかもしれません。
- 背骨が横にカーブしてしまい、体の曲がり具合が、見た目にもわかるほどになるかもしれません。
- 椎間板の負荷のかかり方により、身長が低くなるかもしれません。
- 背骨の正常なカーブが損なわれると、筋力の低下がおこることがあり、足腰が弱くなるかもしれません。
- 重心線がズレることで、バランスをとりにくい体になるかもしれません。
子供の姿勢、どうすればいいの?
悪い姿勢が続いたら、なるべく体を動かしましょう。 |
本格的なスポーツというわけではなく、親子でできる簡単な体操などでよいのです。お子さんとのコミュニケーションをはかるためにも良いかと思います。大人よりも子供の方が、筋肉疲労などの負担からの改善も早いため、悪い姿勢を発見した後は、早めに体を動かしてあげると良いと思います。布団の上など転んでも安全な場所で、小さいボールに座ってバランスをとる練習をすることも有効です。
「子供なのに肩がこるの? 」と不思議に思うかもしれませんが、実際に最近では多く見られています。生活習慣の変化で、大人のような症状をもつ子供にさせないためにも、お子さんの姿勢に目を向け、健やかに成長するよう見守っていくことができると良いですね。
*子供の学力低下は、悪い姿勢が原因? 関連リンク*
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