ロミオとジュリエットの恋が実るとどうなる?

敵が多いほど盛り上がるのはなぜ?
敵が多いほど盛り上がるのはなぜ?
シェイクスピア悲劇の『ロミオとジュリエット』に、心が熱くなった人は多いでしょう。両家の親に反対され、それでも愛情を貫き、死に至るという結末。

でも、駆け落ちが成功して、この愛があっさり実っていたらどうでしょう?

一生仲の良い夫婦として、添い遂げているでしょうか。
意外に簡単に、破局を迎えているでしょうか。

反対されてこそ燃え上がる愛は、あちこちでよく見られます。

恋愛心理の現象の一つに、R.ドリスコールらによる「ロミオとジュリエット効果」があります。これは、ロミ・ジュリのように、親が妨害していると感じる恋愛ほど情熱が高まる、という実験結果から導かれた説です。

しかし、その障害が解けたとき、愛は依然のように高まるでしょうか?


現代版ロミジュリは「不倫」!?

楽しかったあんなことこんなことが、今でも続いていますか?
楽しかったあんなことこんなことが、今でも続いていますか?
現代版「ロミオとジュリエット効果」の代表例は、なんといっても「不倫」でしょう。夫や妻がいる身での道ならぬ恋。家族や社会に反対されるというプレッシャーがあるからこそ、燃え上がる恋愛です。

不倫をしている最中は、お互いの魅力のとりこになっていますが、恋が実って結婚してしまうとどうでしょう? たまの逢瀬で隠れていたお互いアラが、共同生活では丸見えになります。そして、あれほど燃え上がった性生活も、いつしかマンネリに……。

慰謝料や親兄弟との絶縁と引き換えにつかんだ恋愛の結実が、「結局、前の結婚と変わらない生活」と嘆く男女は多いものです。

不倫中の男女が夢中になっていたのは、お互いへの魅力ではなく、手に入らないものを得る興奮だったのかもしれませんね。