眠気を覚ます方法
コーヒーのカフェインとクッキーのブドウ糖が、脳を元気にしてくれます |
■ カフェイン
コーヒーや紅茶に含まれているカフェインは、脳に直接作用する覚醒物質です。カフェインは、緑茶やウーロン茶、ココア、チョコレートにも含まれています。最近では、ドリンクやタブレット、カプセルに入ったものもあります。
カフェインは、覚醒効果を発揮するまで30分ほどのタイムラグがあるので、その時間を考えて摂るタイミングを決めましょう。また、年齢によって違いはありますが、カフェインの効果は1.5~4時間ほど続くので、夜に摂るときは注意が必要です。(「眠気対策の切り札・カフェインはいつ摂るのがベスト?」)
■ メントール+キシリトール
カフェインとならぶ眠気覚まし食材は、ハッカやミントに含まれるメントールでしょう。また、甘味料のキシリトールは、口の中で溶け出すときに周りの熱を奪うので、口の中で清涼感が広がります。メントールとキシリトールの両方が入った食材では、相乗効果が期待できます。(「会議のお供に…コンビニの眠気覚まし商品」)
■ ツボ
眠気覚ましに効果があるツボとして、手の中指の爪の、人差し指側の生え際の2mmほど下にある 「中衝(ちゅうしょう)」、手のひらのほぼ中央で、手を握ったときに中指の先が当たるところにある 「労宮(ろうきゅう)」、親指と人差し指のまたの間で、手を広げた時に、2本の指の骨が接する部分の少し指先側にある 「合谷(ごうこく)」 などが有名です。(「会議中コッソリ実行!眠気を覚ます技やツボ」)
■ 昼寝
状況が許せば、眠気と戦わずに、思い切って昼寝してしまいましょう。正しい昼寝のポイントは、正午から午後3時までに、15~30分間ほど座ったまま眠ることです。遅い時刻や長時間の昼寝は、夜の睡眠に悪影響を及ぼします。
目覚めた後、眠気を引きずっていては、昼寝した意味がありません。眠る前にカフェインを摂っておくと、ちょうど目覚める頃に効果が現れて、スッキリ起きられます。(「眠気覚ましの切札!? マイクロスリープとは」)