筋肉痛の対処法・緩和法
痛みがある場合は炎症を抑えるために冷やします。氷をビニール袋などに入れてバンテージで固定すると効果的
■アイシング(痛みがひどい場合)
アイシングを行う時間の目安は、冷たさを感じなくなるまで15分~20分程度。氷を使用すると0度以下には冷えないため、凍傷の心配はありません。アイスノンを使う場合はタオルなどで巻いて直接皮膚に当てないようにします。
■ストレッチ(伸ばしてもさほど痛みを感じない場合)
ストレッチの時間は各部位30秒程度。気持ちよさを感じる強さで行いましょう。
自宅に戻ってお風呂に入るときはしっかり湯船につかって体全体の血行をよくしましょう。疲労した部分をストレッチしたり、軽くほぐしたりすると、より疲労回復効果が期待できます。痛みがある場合はストレッチを行ったり、筋肉をほぐしたりすることはやめておきましょう。
筋肉痛予防のための運動習慣と食生活
犬の散歩を毎日行うことも運動習慣の一つ
バランスの良い食生活を心掛けることも筋肉痛予防には必要です。特にビタミンやミネラルをしっかり摂りましょう。ビタミンB群は代謝を良くし、疲労回復に効果があるといわれています。またミネラルには体の調子を整える働きがあります。食事の際には、これらの栄養素を豊富に含む卵、玄米、肉類(特に豚肉)、レバー、うなぎ、緑黄色野菜、豆類、バナナなどを意識して食べるようにしましょう。
運動と筋肉痛は非常に密接な関係がありますが、普段からの予防と運動前の準備、運動後の対応などで筋肉痛を軽くすることは可能です。自分の体を上手にメンテナンスして運動をもっと楽しみましょう。