顔が見えるから感情移入できる
お客様にわかるように、農作物の栽培法などを解説する工夫もしています。
人間というのは、顔が見えて誰がどんな思いで丹精込めて作ってくれたのかを知ると、野菜というモノだけでなく、作った人の思いも受け止め、大切にいただきたいという気持ちがわくものですし、「おいしい」と感じられるものです。
近年は、「食育」にも関心が高まり、家庭や地域社会で、食や農に触れる機会を積極的に持とうという人も増えているとはいえ、なかなか時間に追われる都会的な生活の中では、意識していても、実際には機会がもてないという人も多いものです。そんな人にもより身近なものとして感じられる場となるでしょう。
今後のノウハウ蓄積へ
これまでも都会で実施されるファーマーズマーケットなどのイベントはありますが、出店する参加者は、農作物や加工品の輸送や、当日販売にたずさわる人の手配などが負担になったり、POPなど商品をうまく伝えるノウハウがない人もいます。今回の「マルシェ・ジャポン」では、株式会社ぐるなびが全国事務局を担い、全国各地の実行委員会がPR活動から、輸送や仮設販売用機材、人手の手配などにいて参加者と連携を図り、様々なサポートを行っています。こうしたイベントを長く重ねて、運営ノウハウを蓄積し、今後に生かし大きな実りにつながるようにと期待が寄せられいます。
今後のマルシェ・ジャポンの各地の開催スケジュールは、こちらで御確認ください。
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マルシェ・ジャポン