適正な体形維持のための食生活
治療としてが必要な場合は、専門的な食事療法が必要ですが、適切な体型・体重をコントロールするための食生活は、基本的なことです。当たり前の生活がなかなかできないのが現代人ですので、まずは自分の食生活を見直しましょう。
1. できるだけ1日三食、規則正しく食べる
食事を抜いたりする不規則な食事は、かえって一度の食事でたくさん食べたりすることにもつながりますし、体は脂肪を蓄えようとします。また夜遅い飲食は、脂肪蓄積につながります。
もちろん現代人は、ストレスも多いですし、人とのおつきあいも大切です。今日は、夜遅くまで食べ過ぎ飲み過ぎたなと思ったら、翌日と翌々日は早めの時間にあっさりとした食事ですますなど、数日間の間で調整しましょう。
2.様々な食品から幅広い栄養をバランスよく。
食事はとらずにサプリメントに頼ったり、「単品だけ食べるダイエット」、一切ごはんを食べないといようなダイエットなど、極端にがまんする食べ方は、リバウンドや体調不良につながりやすいものです。
現在肥満度の高い人がたくさん食べていたごはんの量を半減するのはよいでしょうが、できるだけ多品種の食べ物から幅広い栄養素を摂取するように心がけましょう。
特に、野菜や海藻類などはカロリーが低いので、現代人が不足しがちなミネラルなどもたくさん含んでいるので、しっかり食べたいものです。
何をどれだけ食べればよいのかという栄養バランスについては、こちら
ご参考に。
3.よく噛むことを意識して
よく噛まず早食いのひと程肥満になりやすいという報告があり、よく噛む事が、食べ過ぎを抑え、肥満予防にもつながるという報告もあります。
忙しい現代人はパソコンとむき合って食事をすることもあるようですが、あえて仕事と離れて食べ物とむきあうことは、大切なことだと思います。
4.自分の生活を客観的に見てみよう
人間は、自分に甘くなりがちです。客観的に自分をの食生活を見直す為には、レコーディングダイエットなどは、よい方法の一つだと思います。「なぜ太るのかわからない」という人でも記録をつけることで、案外と間食が多かったというようなことがわかったりするものです。周りの人に、自分の食習慣の特徴は何か、客観的な意見を聞いてみるのもよいかもしれません。
もちろん適正な体形・体重維持には、食事だけでなく、運動も大きな役割があります。肥満の人はもちろん、やせて筋肉が減っている人にも必要なことなのです。車や自転車を利用せずに歩く機会を増やす等、できることからしていきましょう。
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