美肌の6か条と、おススメ食材を覚えよう!
皮膚を潤し、血液を補う「なまこ」と海老のスープ。日々の食事で美肌作りを手伝うのも「薬膳」ですよね |
■潤いの「う」
肌に潤いを与えてくれる代表的なものといえば「真珠」です。実は中国や香港では、真珠は粉末にして飲み物にいれたりと、古くから美容食材に使われていました。クレオパトラや楊貴妃が愛飲していたのも納得ですね。
この他にはきくらげ、クルミ、なまこ、杏仁豆腐のもとである杏の種(杏仁)もおススメです。
■ツヤの「つ」
ツヤのある肌には、適度の油分と十分な水分が必要です。潤いを保つ食材(「う」を参照)を食べたり、ビタミンEの豊富なアーモンドなどのナッツ類なども有効でしょう。ただし、脂肪分が多い木の実系は、食べ過ぎに注意しましょうね。
■華やかさの「は」
くすみがちな肌は華やかな肌とは無縁です。くすみの原因は血行不良から起こることが多いのですが、うなぎやニラ、しじみ、海老、黒ゴマ、黒豆などは、血液をきれいにしてくれる働きがあります。
■滑らかさの「な」
精神面で左右されることが多い、この滑らかさ。なにか心配事があったり、イライラしたりすると肌の表面がブツブツしたり、肌荒れを起すといった経験はないでしょうか? こういう時はセロリなどの香味野菜や、ナス、サンザシ、ローズティーなどで、体内に滞った気(エネルギー)や血液をスムーズに流してあげましょう。
■弾力の「だ」
弾力がなくなると、皮膚は下へ下へとたるんでいきます。老け顔にならないように肌を元気にする食材は、しいたけ、くるみ、いわし、サケ、かぼちゃ、なつめなどがあります。疲れやすい、食欲がないなどの症状にもおススメですよ。
■血色の「け」
血液を増やし、肌を潤す作用のある「黒ゴマ」は、コロコロ便をだすような乾燥性の便秘に困っているタイプにもいいでしょう。ほかに血液を補う食材としてはあさり、いか、まぐろ、ほうれん草、なつめ、クコの実などもそうです。
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