おりものの原因は「余分な湿気」
おりもの=帯下は「帯脈」の下なので、帯下病という |
とはいえ検査でも異常がない場合、どうすればいいのでしょう。漢方では自分の体質やおりものの状態によってタイプを分析し、オススメの漢方薬で対応し、体質改善に役立てることが出来るのです。
漢方では、おりもののことを帯下(たいげ・こしけ)と呼び、帯下の量が多くなり、色やニオイに異常があると「帯下病」とします。
この帯下は、気や血の通り道である経絡のひとつである 帯脈の機能に深く関連してるといわれます。ちなみに帯脈は「帯」(おび)という漢字がつくように、腰のあたりを一周しており、婦人系に関深い経絡をも束ねています。
そして、なんらかの影響で帯脈がダメージを受けると、この帯脈の機能をコントロールする力が弱まり、帯下に異常、つまり帯下病になる、というメカニズムなのですね。
なお、おりものの原因は漢方では「湿邪」といって、体内・体外の余計な湿気、濁った水分ともいえます。
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