アトピーと似ているけれど、アトピーではない病気についてご紹介するこのシリーズ。今回は「手湿疹」についてご紹介します。

冬場は乾燥するので、肌が荒れやすくなりますね。さらに手洗いが多い主婦は、アトピーのように手が荒れてしまうことがあります。詳しくご説明しましょう。

アトピーに似た病気シリーズ
【第1回】接触性皮膚炎
【第2回】疥癬
【第3回】脂漏性皮膚炎
【第4回】手湿疹


手湿疹とは?

別名「主婦湿疹」とも呼ばれるように、水を扱う人に多く見られる症状です。アトピーの湿疹とよく似ていますが、文字通り手だけにできるのが特徴です。

  • 手指の皮膚の乾燥が目立つ
  • 手指の皮膚が硬くなる
  • 手指の皮膚に亀裂が出てくる


これらの症状が出たら、この病名を疑ったほうがよいかもしれません。

また、アトピーがあると手湿疹の症状がひどくなることもあります。アトピーの治療と併せて行う事が効果的です。乾燥の季節には注意が必要な湿疹の1つです。

手湿疹の原因は?

家事などで水を使う事が多いと手湿疹が起こります
手湿疹は、角質の水分が失われたり、角質が痛んでしまうことによって起こります。以下のような作業を頻繁に行っていませんか?

  • 機械的刺激が強い作業(スポンジ・たわしの使用や、頻繁な手洗い)
  • 化学的刺激が強い作業(洗剤・石鹸などの多用)
  • 水を扱う時間が長い作業

  • など

家事や仕事で水を使う人は要注意ですが、特に冬場に悪化しやすいのも特徴です。

次のページでは治療と対策方法について説明します。