アトピー性皮膚炎/イベント・行事参加の注意

アトピーでプールに入るときの注意点(2ページ目)

喘息でも負担の少ないプールでの運動。その一方、プールの水に含まれている塩素は、体に様々な影響を及ぼします。今回は、プールとアトピーの関係についてご説明します。

清益 功浩

執筆者:清益 功浩

医師 / 家庭の医学ガイド

プールから出た後のケアが重要

シャワーやうがいをすることで、塩素を減らす
何よりも、体についた塩素を落とすことが大切です。
  • 皮膚:シャワーでしっかりと体を洗う
  • 目:目も流水でしっかりと洗いましょう
  • のど:うがいがお勧めです

このように、ついた塩素を洗い流すことで、塩素の影響を少なくすることができます。

プール中も、休んだり、うがいをしたり、シャワーを浴びたり、飲食することで、のどや目、体についた塩素を時々流しておきましょう。

プールでうつるプール熱にも、うがいは大切です。(プール熱・はやり目の原因は?を参考にしてください)

プールでストレス解消になれば、アトピーにとってもいいことです。
子供のストレス解消!さよならストレス! アトピー治療の基本

健康のためには、運動は望ましいことですから、上手に運動していきましょう。


豆知識
塩素:塩素そのものは、特有の臭いを有する気体。非常に反応性が高く、多くの金属や有機物と反応し塩化物を形成する。代表は食塩。陰イオンとして、体にも存在。強い漂白・殺菌作用を持つ




<参考リンク先>
アトピーでも海や川に行けるの?
運動で喘息が起きるのはなぜ?運動誘発喘息
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