睡眠薬は、眠れないときには、大変頼りがいのある友ですが、その一方、過度の使用は、薬に対する依存性を生み、急に辞めると離断症状が出現する事もあります。ここでは、睡眠薬の副作用をわかりやすく挙げてみます。

● 副作用の一般的な知識

一般に薬は、体内に入ったあと、肝臓や腎臓で処理されて、体の外へ出て行きます。そのため、肝臓や腎臓に問題があると、薬がなかなか外に出て行けなくなり、薬が体内にとどまる時間が長くなるので、薬の作用が強くでてしまいます。従って、肝臓や腎臓に問題のある方は服薬に対して注意が必要です。

また、薬の服用に関しては、禁忌といって、ある条件の人は、飲んではいけないということがあります。上記のように、全身状態に問題があったり、胎児に影響を及ぼす恐れのある妊娠中の女性の場合、また、薬に対するアレルギーなど、ケースバイケースです。もちろん、こうした事はよく考慮されて、処方されるわけですが、薬を処方した医師からよく説明を受けることが大切です。

● では睡眠薬については、…

代表的な睡眠薬であるベンゾジアゼピン系について取り上げます。よく知られている問題は、長期間の使用による薬に対する依存の形成です。

心理的、身体的な依存が問題となりますが、心理的な依存とは、”飲まないと不安になる”といった心理的に薬を欲することで、身体的な依存とは、飲まないと、体に変調が生じ、体が欲するということです。

用法、容量等の服薬上の指示を守ることが大切です。

また、”もう眠れるようになったからといって”急に、服薬をやめると、不安、筋肉痛、頭痛などといった退薬症状が出現する事がありますので、やめる時には、医師の管理の元で服薬量を減らしていくことが必要です。

また、日中に眠気が残る場合がありますので、車の運転などには、注意しましょう。

眠りから覚めて、トイレなどに立ったときに、ふらついて、階段から、転げ落ちたりといったこともありえますので、特に、高齢者の方は、注意が必要となります。

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いろいろと薬の副作用を上げてみましたが、正しい服薬をしていればあまり心配はいりません。また、効くと思って飲むと本当は効果がなくとも不思議と効いてしまうものです(プラセボ効果といわれています)。薬に頼り過ぎないというスタンスが大切です。


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