眠っているうちに検査が終わります
睡眠時無呼吸症候群の診断は、睡眠ポリグラフ検査 が決め手です。この検査では、一度に脳波や筋電図、眼球運動、呼吸状態、血液中の酸素の濃度を測って記録します。
たくさんのコードを体に付けられますが、痛みは全くないので安心してください。また、気になる料金は健康保険が使えますから、3割負担の人で2万円台からとなっています。
眠っている間の検査ですから、夕食後に入院して、夜の9時~10時にセンサーを取り付けます。その後は普通に眠って、翌朝の6時ころまで記録したら、センサーをはずして退院です。
忙しいビジネスパーソンでも、仕事を休まずに受けられます。検査の結果は、後日送られてくるか、あらためて診察を受けたときに医師から説明を受けます。時間があれば、検査終了後に診察と検査結果の説明を、受けることもできます。
睡眠ポリグラフ検査では、睡眠中に呼吸が止まる 「 無呼吸 」 だけでなく、呼吸の深さが通常の半分以下になってしまう 「 低呼吸 」 も、異常とみなされます。この無呼吸と低呼吸が1時間あたり5回以上あると 睡眠時無呼吸症候群 と診断されます。
最近では、ポータブルタイプの検査装置も開発が進んで、精度の高いものが作られるようになってきました。近い将来は、睡眠時無呼吸症候群の精密検査を、自宅で済ませられるようになることでしょう。
次のページでは、睡眠時無呼吸症候群の治療について、解説します。
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