冬になると多くの女性が悩む、冷え性、肌の乾燥。人の目にとまりやすい顔や手は、ケアも入念にされていると思うのですが、かかと のケアはされていますか?どうもなおざりになりがちな方が多いのではないでしょうか?しかし、靴を脱いだ後や、ストッキングからのぞく、ガビガビの かかと は見た目にも美しくありませんね。
今回は、顔用や手用の高級クリームなどは使わなくてもできる、かかと のひび割れ対策についてです!
かかと と顔も同じ皮膚だけど!違いは毛根!
かかと も顔も、覆っているのは同じ皮膚です。基本構造も同じです。しかし、見た目も手触りも違う かかと と顔の皮膚。解剖学的な違いがあります。| 毛根 | 皮膚の部位 |
| ある | 顔 |
| ない | かかと |
毛根には脂腺が付属しているので、顔には毛根に付属した脂腺があることになりますね。
外気に直接皮膚をさらけだしているので、顔は乾燥しがちですが、毛根に付属した脂腺から油の分泌があるので、乾燥には強い事になります。また、お化粧の度に状態が見えるので、乾燥に強い顔の方のお手入れを念入りにされる傾向があります。
しかし、毛根に付属した脂腺のない かかと はいかがでしょう?どうもなおざりにされてしまいます。かかと は角質層が厚いのが特徴です。そのために乾燥してくるとひび割れて、歩行時に痛みを伴う事があります。
まずは白色ワセリンから
かかと に顔用や手用の高価はクリームを使用すればそれなりにうるおいを与えられます。しかし、『かかと が乾燥しているからと言って、かかと に高級なクリームを使うのは…。』という気持ちになるのもわかります。そんな高級クリームを使わなくても かかと の手入れが可能です!最初は刺激性のない白色ワセリンを使ってみましょう。白色ワセリンはいろいろなクリームの元(基剤)です。白色ワセリンはアトピー性皮膚炎の方のスキンケアに用いる事ができるくらいなので刺激性がありません。ひび割れがあっても皮膚を刺激する事もありません。
品質保証のある日本薬局方の白色ワセリンは50gで300円ぐらいです。寝る前に かかと に塗り、少しべたつくので綿の靴下を履いてそのまま寝て下さい。







