危険？ 正座していない時の「しびれ」(2ページ目)

腰や首の痛みとしびれは異常のサイン

頚椎の疾患により、しびれを生じる場合があります。首の辺りに痛みや違和感はありませんか？

腰や首の違和感、痛みと共に、しびれを経験した人も多いのではないでしょうか。例えば、腰部や頚部の背骨（脊椎）や脊髄の問題、脳内、抹消の神経、血管のいずれかが、障害されると、脳へ異常が知らされ、その障害部位に関連する範囲にしびれを生じます。

腰や首の問題で多いものは、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、胸郭出口症候群などがあります。どこの部位で障害されるかにより、足に力が入りにくくなったり、手の感覚異常が出たりします。

病院へ行くべき心配なしびれとは？

腰を反らせると下肢にしびれが出たり、少し歩くと足が前に出にくくなり、しゃがんで休むとまた歩くことができる、という場合はすぐに病院へ！

脳に異常がある場合は、体の片側（顔、上半身、下半身）や、顔と体の反対側にしびれが出たり、力が入らなくなったり、ろれつが回らない、意識がもうろうとするなど、他にも症状を伴う場合があります。

正座やしゃがむ姿勢の後のしびれなど、きっかけが明確であったり、すぐに治まるようなしびれでは心配する要素は低いですが、1日に何度もしびれたり、歩行中に足が前に出にくくなり、休憩を入れながらでないと歩けなくなる、腰痛や頚部痛もあり、しびれが長引く場合は、早めに病院を受診しましょう。


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