肩こり/肩こりの予防・解消法・体操・ストレッチ

5月の頭痛……1分で肩を軽~くする方法(2ページ目)

5月、6月頃になると、肩こりや頭痛、倦怠感をはじめ、様々な体調不良を感じる人が増えていきます。この不快な時期の過ごし方と、「1分間肩こり予防体操」をご紹介しましょう。

檜垣 暁子

執筆者:檜垣 暁子

カイロプラクティック理学士 / 肩こり・腰痛ガイド

憂鬱なこの時期の過ごし方とは?

リラックスできる環境
体調がすぐれない日が続く時は、心身を休めてリラックスできるようにしましょう。
肩こりや頭痛、倦怠感もあり、何もやる気が起きない状態であっても、簡単に仕事を休むわけにはいかない場合がほとんどだと思います。この時、体が思うように動かないことでイライラしたり、仕事がはかどらず、自分自身を責めたりしがちです。現状だけを見て思い詰めてしまうと、自信をなくしてしまい、さらに体調が悪くなる可能性があります。

真面目な人ほど「もっと頑張らなくちゃ! 」と、自分に厳しく接する傾向がありますが、この頑張りは、今の時期には逆効果になってしまうかもしれません。まず、どうして体調が悪くなっているのか、考えてみましょう。しばらく続いた心身の緊張状態がふと、解けたことで、今まで蓄積された疲労が体調に表れているのです。ですから、この時期は、自分に厳しくせず、決して焦らず、心身の疲労を今以上にためないようにしましょう。一時的な体調不良ですから、この時期は、心身がリラックスできるような過ごし方をしてみましょう。


1分間で肩こりの悪化予防! 肩の力を抜く方法

仕事を一生懸命こなしたり、新しい環境で対人関係に気を遣ったり、時間に追われたり…と、無意識の中で肩に力が入り、リラックスができない状態が続いていることがあります。それが、結果的に、肩こりや緊張性の頭痛に発展することもあります。そこで、肩の力を抜き、肩こりの悪化を予防する、簡単な体操をご紹介しましょう。


顔は正面に向けたままで行います。まず、左肩をギュ~っと5秒間すくめます。それと同時に、右ヒジを床方向へ垂直に動かし、右の首スジが伸ばします。
次に、右肩をギュ~っと5秒間すくめます。それと同時に、左ヒジを床方向へ垂直に動かし、左首スジを伸ばします。2、3を5回ほど繰り返しましょう。繰り返した最後に、両肩をグル~リとゆっくり回して終了です。



※注意: 体操は、ゆっくり行い、反動はつけないでください。肩こりが強い場合は、肩をすくめると、筋肉が痛く感じることがありますので、無理をせず、回数少なめから始めて下さい。


■さらにほぐしたい人はコチラ
⇒ 猫背予防の簡単ストレッチ





ほとんどは、症状は自然と改善されていきますが、放置しておくと、うつ病へ移行するケースもあります。ホルモンや神経の疾患でも、気分が不安定になることがありますので、病院を受診すると安心です。病気ではなく、症状が強い、悪化する場合は、心療内科へ相談し適した治療を受けることが必要です。



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