肩こりの程度は、1日の中で変化することがあります。朝軽かったはずの肩も、出勤して仕事を始めると、夕方には重くなり、帰宅時にはすっかり肩こり状態に…という具合に。こうした経験はありませんか? ホッとひと息つく間に試せる、肩こりの進み具合のチェックと、こりに効く30秒間体操をご紹介します。


いつ肩こりを感じますか?

気付かない間に頚部や肩周辺の筋肉が緊張しているかもしれません

気付かない間に頚部や肩周辺の筋肉が緊張しているかもしれません

肩こりを感じない人は、肩、首周りの筋肉を硬くしないように、また、すでに肩こりの人は、その状態が悪化しないように気をつけなくてはなりません。肩こりのある多くの人は、朝は肩周りが軽く感じていても、仕事を終えて帰宅する頃には肩周りや首、背中、後頭部に違和感が出るようです。

デスクワークに集中したり、パソコンの画面を見続けたりと、同じ姿勢での仕事を続けると、姿勢を保持し、頭や腕を支える筋肉が緊張してしまい、こうした肩こり症状が生じやすくなります。さらに精神的な緊張が加わった場合も、肩こりに悪影響が及ぶかもしれません。

 

出勤前の肩こり5秒間チェック

過密スケジュールで、次々と仕事をこなしていかなくては…という状況だと、仕事が終わりひと息ついた時に肩こりの悪化に気付くことがあります。肩こりの予防を考えると、1日のうちのどの時間帯に、あるいはどの仕事の後に肩周りの緊張が出てくるのかを知っておくと良いと思います。

 肩こりが悪化する時は、朝に仕事を始めてすぐに調子が悪くなる人、マウスを頻繁に使用している途中のみ肩周りの張りに気がつく人、営業の外回りで人と接した後、また、1日の仕事疲れが出る夕方以降など、仕事内容や役職、立場の違いなどで個人差が出るようです。

そこで、朝、着替える時などの出勤前に、5秒間でわかる肩こりチェックを試してみることをオススメします。なるべく、背スジを伸ばした状態で行いますが、座っていても立っていてもチェックできます。とても簡単なので、ぜひ試してみてください!

 

1.両腕を伸ばし手のひらを合わせます

1.両腕を伸ばし手のひらを合わせます

1.両腕を伸ばし手のひらをあわせてみましょう。









 

2.合わせた手の指先は、ずれていませんか?

2.合わせた手の指先は、ずれていませんか?

2.指先がズレていないか、腕が挙げづらくないかをチェックします。

両手のひらを合わせて、指先がズレている、腕が上げづらい場合は、背中や首の筋肉が緊張しているかもしれません。(スポーツなどの影響で、左右の腕の長さが違う場合もあります。)


 

背中が硬くなってきたら? 簡単! 30秒間体操

1日のうちで、肩こりに関わる筋肉が緊張、疲労し、硬くなっていく様子を知るには、【出勤前の肩こり5秒間チェック】のポーズを昼休み、パソコンを長時間続けた後、帰宅後など、気がついた時に行ってみることで、おおまかな肩こりのチェックができます。

始めに【出勤前の肩こり5秒間チェック】を行い、両腕がスムーズに挙がるか、体の前方で両手を楽に合わせることが出来るか、指先が揃うかを確認します。出勤前にチェックを行った時と比べていかがでしょうか? 腕の重だるさや背中につっぱりなど違和感が出た場合は、仕事によって肩こりに関わる筋肉が硬くなりつつあるというこがわかります。


5秒間チェックの後に、下写真の体操を行います。体の前で両腕を伸ばしたまま行い、肩甲骨に付いている筋肉を刺激しましょう。

1.組んだ手を前方へ伸ばしていきます

1.組んだ手を前方へ伸ばしていきます

1.組んだ手を前方へ伸ばしていきます。肩甲骨の内側が伸びている感覚があればOK。5秒間キープ。







2.両腕を伸ばしたまま後方へ引きます

2.両腕を伸ばしたまま後方へ引きます

2.両腕を伸ばしたまま後方へ平行移動するイメージで、左右の肩甲骨を近づけ縮めます。5秒間キープ。







体操の後は確認をしましょう

「1」「2」を3回ずつ繰り返しましょう。体操が終わったら、再度【出勤前の肩こり5秒間チェック】を行い、ズレていた指先が揃う、腕や肩周りが軽くなったなど、少しでも楽になっていれば、仕事によって硬くなり始めた筋肉をほぐすことに成功! ということになります。

体操の効果は、仕事での負担のかかり方や、肩こりの重症度、体操が上手にできたかどうかによっても変わります。体操の回数を増やすなどして、筋肉のほぐれ方を比べてみるのも良いかと思います。

仕事を始めてどれくらいの時間で、肩周り、背中などの筋肉が緊張するかを知る目安になり、肩こり予防にも役立つことができますので、チェックと体操を職場での休憩時間に取り入れてみて下さいね。





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