肩こり/肩こりの予防・解消法・体操・ストレッチ

5月の頭痛……1分で肩を軽~くする方法

5月、6月頃になると、肩こりや頭痛、倦怠感をはじめ、様々な体調不良を感じる人が増えていきます。この不快な時期の過ごし方と、「1分間肩こり予防体操」をご紹介しましょう。

檜垣 暁子

執筆者:檜垣 暁子

カイロプラクティック理学士 / 肩こり・腰痛ガイド

体調不良
5月、6月頃に、肩こりや頭痛、倦怠感など、様々な症状があらわれることがあります。
5月、6月は、ぽかぽか暖かい陽気になり、過ごしやすい時期ですね。ところが、この時期に、肩こりや首スジの張り、頭がボ~っとしてスッキリしないなど、体調を崩してしまうケースが増える傾向にあります。

1~2ヶ月ほど経つとほぼ回復するのですが、このスッキリしない期間をなんとか快適に過ごしたいものですね。今回は、肩こりや頭の重い感覚がある…など、この時期の体調不良を乗り切る方法をご紹介しましょう。



<CONTENTS>
  • 肩こりの原因は4月にある?-p.1
  • 肩こり以外のさまざまな症状-p.1
  • 憂鬱なこの時期の過ごし方とは?-p.2
  • 1分間で肩こりの悪化予防! 肩の力を抜く方法-p.2



    肩こりの原因は4月にある?

    職場
    新しい職場では、緊張状態になり疲労が蓄積されていることが多いのです。
    5月、6月頃に肩こりや頭重感で気分がすっきりしないといった症状が出るケースがあります。それは、4月の過ごし方が関わっていると言われています。4月は、新しい職場や初めての就職、学校への入学、転勤での新しい地域での生活など、「新しい環境での生活が始まる月」という人が多くなります。新しい環境では、「頑張ろう! 」「早く慣れなくては。」と、気が付かない間に心が緊張し、日々を過ごしています。

    意欲的な状態が続くと、身体も緊張状態になるのですが、帰宅後もリラックス状態に切り替えられない日が続くと体調を崩しやすくなるのです。無意識のうちに肩に力が入っていることもあります。また、パソコンを長時間使用することで、首周りに負担がかかり、腕の疲労も加わると、肩こりを誘発する一要因となるのです。


    肩こり以外のさまざまな症状

    意気込みと頑張りで過ごしてきた4月の、蓄積されてきた疲労が、体調不良として表れやすいのが、5月、6月になります。連休が続くGWも終わり、環境にも少し慣れホッとした頃に多いようです。肩こり以外にも、様々な症状を訴えることがあり、また、肩こりよりも他の症状が気になる場合も多いようです。次のような症状が、最近あらわれ始めたら要注意です。心身に疲労がたまっているサインです。

    ■5月、6月の体調不良チェック表

  • 肩こり、背中の張り、頭が重い、頭痛など、首・肩周辺や頭に症状がある。

  • めまい、ふらつきがある。

  • なかなか眠れない、眠りが浅い。

  • 食欲が無い、逆に暴飲暴食をしてしまう、胃腸の調子が悪い。

  • 朝、元気に起きることができず、疲労感が残っている。

  • 無気力、集中力が低下し、頭がボ~っとする。

  • 気分が沈みがちで、明るい気持ちになれない。

  • イライラしたり、焦りを感じたりと、気持ちが不安定になっている。


    >>次のページでは、憂鬱なこの時期の過ごし方と、肩こり改善の方法をご紹介しましょう。>>>
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