マンション相場・トレンド/新築マンションレポート

GWに見学したい注目マンション 神奈川編

GW注目マンションシリーズ第2弾は神奈川エリアの新百合ヶ丘の新街区「新百合山手」。タウンセキュリティの導入等特徴のある街づくりが進行中。プライムアリーナ新百合ヶ丘とノブレス新百合ヶ丘を紹介します。

岡本 郁雄

執筆者:岡本 郁雄

マンショントレンド情報ガイド

シリーズ第2弾となる神奈川エリアでは、川崎市・新百合ヶ丘の万福寺土地区画整理事業において誕生する「新百合山手」を紹介します。
 

新百合ヶ丘に新街区誕生

新百合山手の街路
新百合山手(万福寺土地区画整理事業)内の街並み。街灯もおしゃれな感じで遊歩道も整備されている。
新百合ヶ丘は、豊富な緑と新百合ヶ丘サティ・ビブレ(ワーナー・マイカル・シネマズ)や新百合ヶ丘オーパなどの駅前商業施設が充実した街です。川崎市麻生区の区役所も駅近くにあり公共施設も整っています。最寄りの「新百合ヶ丘」駅は、小田急線の快速急行利用で新宿駅まで23分、渋谷駅までは19分という足回りの良さで、周辺エリアはベットタウンとして発展してきました。

現在、新百合ヶ丘駅前に拡がる約37万m2の土地で区画整理事業が進行中です。
 

「人」「緑」「文化」をコンセプトに

「新百合山手」と呼ばれるこの地区内には、戸建てやマンションなどの住宅を中心として、商業・業務施設、公益施設、文化施設が配され、2007年秋には、川崎市アートセンターがオープンしました。
新百合山手の計画図
新百合山手内の緑の計画。全体の約4分の1が緑化スペースとして保存され地域に憩いと潤いの場が提供される

地区の約4分の1を公園や緑地として整備し、中には「復元の緑」として既存樹の種苗(ポット苗)を約15,000本育成した後、地区内に再び植栽しています。地区内を歩くと、「新しい里山」をイメージした「万福寺さとやま公園」や「万福寺もりの丘公園」、地域の氏神様である十二神社を囲むように整備された「万福寺おやしろ公園」など地域で生活する人々や子供たちに憩いのスペースを提供しています。また、既に分譲されたガーデンアリーナ新百合ヶ丘の敷地には、ビオトープが創出されホタルやホトケドジョウが生息しています。

街区内の道路は歩行者が安心に歩けるよう歩行者空間が確保され段差も少ない、ユニバーサルデザインに配慮されています。また、川崎市の都市景観条例に基づく「都市景観形成地区」にも指定され、新百合山手の景観を守る活動がなされています。
 

常駐の警備員がいるタウンセキュリティ

さらに同地区内では、安全・安心に暮らせる街となるように、コミュニティ意識の強化とともに、タウンセキュリティを導入。犯罪防止を目的として、街路や公園など街の複数ヶ所に防犯カメラを設置しています。また、万福寺会館内にセキュリティセンターを設置。警備専門会社の常駐警備員による巡回と警備車両による防犯パトロールが実施されています。

こうした試みで同地区は、「安全・安心なまちづくり関係功労者内閣総理大臣表彰」を受賞しています。

当地区内では、新百合山手中央通り沿いの総戸数393戸の大規模マンション「プライムアリーナ新百合ヶ丘」と万福寺もりの丘公園隣接地に低層大規模マンション「ノブレス新百合ヶ丘」のモデルルームがオープンしています。

次のページでは、豊かな自然に囲まれ敷地内の約48%を緑化した「ノブレス新百合ヶ丘」を紹介します。
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