Q5 歯周病は歯磨きで出血しやすい?
歯磨きで出血するのなら、一度検診してみては? |
歯周病は歯の周囲の骨が溶けて、歯がぐらつくようになるだけでなく、それ以前から、歯茎は腫れた状態となっていることが多く、歯の周囲を押すと膿が出たりします。それらは、すべて歯茎が歯周病菌によって炎症を起こしている状態です。
炎症が起きている歯茎は、健康な歯茎に比べて、僅かな刺激で出血を引き起こします。普段あまり歯磨きをしていない場合などで、歯磨きの際に出血することは、歯周病である可能性が高いと考えられます。
→A 「ホント!」
Q6 歯周病は遺伝する?
両親のいずれかが、歯周病が原因で総入れ歯などになっていると、自分も同じように、将来、総入れ歯?そんな心配をしたことありませんか?遺伝の影響があると考えられているのは、歯の形や顎の形などで、歯並びの悪さが似てしまうことがあります。そのため、歯磨きの困難さは同じようになるかも知れませんが、歯磨きに対する努力が違えば、歯周病が同じように進行することはありません。
さらに一般的には子どもが生まれた直後は、口の中は無菌状態と言われているので、歯周病菌が直接遺伝することはありません。
→A 「ウソ!」
以前は原因不明の病気とも思われていた、「歯槽膿漏(歯周病)」ですが、現在では、そのメカニズムも解明されてきたため、正しい知識で早めの対応をしていければ、それほど怖い病気ではなくなっています。そのためには自分の歯は、自分で守る心がけも大切です。
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