色覚障害の主なタイプとは?
網膜にある視神経のうち、赤色、緑色、青色という光の波長に反応する3種類があります(錐体・すいたい)。それでどの錐体が異常があるかで、見え方の違いが数タイプにわけられ、なおかつ程度の差の強弱があります。■正常な色覚 (CUDO / C型)
赤色、緑色、青色が見分けられるタイプ。
■赤色に対する色覚異常(CUDO / P型)
赤色はブラウン系に見えてしまう。
■緑色に対する色覚異常(CUDO / D型)
色覚異常のなかで最も多い。緑色はオリーブグリーンからブラウン系に見えてしまう。
■青色に対する色覚異常(CUDO / T型)
青色はグレーがかった色に見えてしまう。
問題は、1種類の錐体の異常により、ひとつの色が見分けにくいことが、他の色の見え方も影響してしまうことです。例えば赤色が見えにくい場合、緑色もブラウンに見えてしまうことがあります。
それでは、EIZOブランドで有名なモニターメーカーで有名なナナオの提供による動画で体験してみましょう。鮮烈な赤色ピーマンのはずが茶色に見える!? 驚くほどに、見える世界の違いを理解できるはずです。
YouTubeに公開されたEIZOの色覚シミュレーション映像へ
CUDOでは、「こうした多様な色覚を持つさまざまな人に配慮して、なるべく全ての人に情報がきちんと伝わるように利用者側の視点に立ってつくられたデザインを、カラーユニバーサルデザイン」と説明しています。
All About参考記事:
カラーユニバーサルデザインとは?[目の健康]
参考:Color Universal Design Organization (カラーユニバーサルデザイン機構/ CUDO)
*All About 関連情報*
<色覚障害シリーズ>
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