翼状片の治療法は?
翼状片の治療法は、大きく分けて以下の2つです。- 点眼治療:しかしながら翼状片の減退はあまり期待できない。
- 手術:症状の進行状態を見て、角膜に侵入した翼状片の摘出手術を行う。
翼状片手術の問題は、再発率の高さをどう抑えるかという点です。単純に除去しただけでは、30~50%の確率で数ヶ月以内に再発するともいわれています。その再発後には、以前よりもひどい状態になることもあり、それを予防するための処置が重要となります。再発防止法は、以下の3つです。
■ 結膜移植
翼状片を切り取った後に、自分の正常な結膜を移植して縫いつける。
■ 放射線治療
結膜の細胞の異常増殖を抑えるために、翼状片を切除した後に放射線を照射する。
■ 薬剤治療
抗がん剤の一種、マイトマイシンCの塗布により、細胞の増殖を抑制する。
翼状片手術は、手術後の経過をよく観察し、適切な対応をする必要があります。専門の眼科医とよくコミュニケーションをとり、視力低下などを防ぐための対策を検討してください。
監修:横浜相鉄ビル眼科医院、大高功(おおたか・いさお)院長
<翼状片シリーズ>
黒目にかかる白く薄い影……翼状片とは?[目の健康]
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