「翼状片は、こわい病気ではないが、ある程度手術にリスクが伴う」と話すのは、横浜相鉄ビル眼科医院の大高先生。翼状片の手術治療、薬物治療に豊富な経験があり全国から患者の方々が集まっているようです。米国でも著名な医師の下で研修をなさり、まさに翼状片のエキスパートの先生に、その手術についてうかがいました。

<翼状片シリーズ>
黒目にかかる白く薄い影……翼状片とは?[目の健康]
現役医師に聞く!翼状片手術 Q&A[目の健康]


翼状片の再発と防止法について

横浜相鉄ビル眼科医院 大高功院長
まず、もっとも心配な翼状片手術の再発リスクについてうかがいました。

Q(目の健康ガイド):翼状片手術のリスクは何ですか?

A(大高先生):翼状片は、手術をすると突然ものすごい勢いで再発することがあります。それで再発したあとは以前よりもひどい状態になることがあります。そのため眼科医は手をつけたがらないことがあるようです。

Q:翼状片手術のリスクに法則はありますか?
A:数多くの手術を経験して気づいた法則はこの2つです。

1.手術をうける患者の年齢が若ければ若いほど再発しやすい
2.翼状片が大きければ大きいほど再発しやすい

Q:再発防止に何をするのですか?
A:自己結膜移植のほか、再発をさせないための数多くのノウハウを蓄積しています。

一般的には放射線や抗がん剤のマイトマイシンC点眼などが行われることもありますが、私はこれらは正常な細胞の増殖まで抑制するので初回手術では使わないようにしています。複数回再発する場合に使います。

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