■シングルでマンション購入することへの3つの不安
(1)最も多いのは「私に買える?」という不安
マンションの販売広告を見ると「家賃並みで買える」と誰にでも買えるかのようなキャッチコピーが。広告に掲載されている例であれば買えるのですから、まずシミュレーションしてみましょう。不動産会社へいきなり問い合わせするのはどうも…という方々がほとんどだと思います。銀行や住宅金融公庫のHPで試算できますので、是非一度トライしてみて下さい。
購入に踏み切った女性の多くは「自分に買えるとは思ってもみなかった」という方々。それが実際にシミュレーションしてみると「私にも買える」ということがわかり、モデルルームを見学して、こんなにきれいなマンションが私のものになるのね、と感激。積極的に試算したり、マンションを探したり、と行動開始です。
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(2)長期返済に対する不安
「30年も35年もローンを抱えて大丈夫かしら?」との不安もあります。これはシングルの方に限らずすべての方にあてはまる不安だと言えます。長期のローン返済は、ライフプランと大きくかかわります。シングルでマンション購入する女性は、「今の会社で頑張って働いていくつもり」とか、あるいは「今の資格でずっと働いていく予定」と長期のキャリアプランができている方が多いようです。
長期のローンは確かに不安です。「いざとなったら売っちゃえばいいわ!」という方もおられますが、それも一考。自分の資産だからこそできうる手段でしょう。売却予定を考慮して購入するのであれば、売りやすいマンションを購入するということも考えねばなりませんね。
(3)ライフプランの変化に対する不安
「途中で結婚したら?」「転勤になったら?」など、お仕事にもよりますが、シングルは変化の可能性が高いと言えましょう。「ライフプランの変化の可能性が高く、将来が見えない」これは、無限の可能性と選択肢があるということ。しかも決めるのは自分。なんと素晴らしいことかと思います。でも不安はつきもの。(2)の不安にも通じますが、可能性が高いだろう変化には、対応可能な範囲で変化を予測したマンション選び、ということも必要でしょう。売却する、賃貸に出す等、対応しやすい立地や広さ、間取を選ぶことが必要になるかもしれません。
いずれにせよ、納得できるマンションを選び、納得した形で購入する、ということが一番。焦る必要はありません。じっくりよくよく考えて選びましょう。でもまずはシミュレーションにトライしてみるところから。資金計画が成り立つかどうかをご確認ください。
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