みなさんは、「タイコ」を叩いた経験がありますか? 子どもの頃には遊びを通じて、お遊戯や音楽の時間で、タイコに触れる機会は結構多かったのではないかと思います。

しかし、音楽活動を通じてドラムやパーカッション、和太鼓の演奏などをはじめた方以外は、大人になるにつれ「タイコ」に触れる機会はほとんどなくなってしまったのではないでしょうか?

ドラミングの一定のリズムと腹の底に響くような音感は、心臓の鼓動や生体のリズムと共鳴し、理性の脳を働きを解放して、感情が素直に現れるよう導き出してくれます

しかも、集まった人たちとリズムでコミュニケーションをとりながら、音で感情を表現しあったり、響きあう音の調和を体感することができれば、一人で楽しむより数倍も音楽のダイナミズムを味わうことができ、音楽による癒しの力、生命力の発揚をより強く感じることができるでしょう。

 

こうした「グループドラミング」による心身の健康増進・維持効果に着目し、継続的に楽しめるアクティビティメニューに組み立てられたのが、アメリカのパーカッションメーカー「レモ社」と神経学者バリー・ビットマン博士等によって開発された『ヘルスリズムス』。

日本では、楽器メーカーのヤマハ株式会社がこのプログラムを『ヤマハヘルスリズムス』として日本人向けにアレンジし、主にシニアのQuality of Life(生活・人生・生命・健康の質)向上を目的に展開しています。

次のページでは、この「ヘルスリズムス」を東京・大森西区民センターにて開催されている同好会で実際に体験してみましたので、その内容をご紹介します。