仕事に熱中しやすい人ほど、
息が切れるのも早い!?
仕事が楽しくて仕方ない人ほど、熱中しすぎにはご用心! |
・仕事が楽しくて仕方ない。気がつくといつも仕事のことばかり考えている
・抱えている仕事量が多く、仕事に関することが生活のほとんどを占めている
働き者のみなさんは、気がつくと上のような生活になっていませんか?
コツがつかめてきたり大役を任されるようになると、仕事をするのが楽しくなります。その結果、寝てもさめても仕事ばかりになる人も多いでしょう。特に20代後半から30代の働き盛り世代には、この傾向が強いのではないでしょうか。
でも、仕事が面白くなってきたときこそ、冷静になってみてください。心と身体に負担がかかっていないか、いまの自分をじっくり点検する時間が必要なのです。
「バーナウト」を
ご存知ですか?
いつも「アクセル全開!」な人は、エンジンがオーバーヒートやすい |
人の心と身体も、これと同じです。ひとつのことに夢中になりすぎて突っ走ると、いずれ疲れきって動けなくなってしまいます。このような状態を「バーナウト」、もしくは「燃えつき症候群」といいます。
気をつけなければいけないのが、「好き」でやっている仕事でも、やりすぎは禁物だということ。いくら好きでも、休みもそこそこに働いていると、疲労は確実に蓄積されていくからです。
バーナウトになると、あんなに好きだった仕事を見るのもつらくなり、会社に行くこともできなくなってしまいます。なかには、うつ病から自殺に走るケースもあるため、くれぐれも“熱中しすぎ”には注意したいものです。
ところで、仕事に熱中している人は、人間関係のバランスも乱れていることが少なくありません。それについては、次のページでみていきましょう。
次のページでは、バーナウトの人が陥りがちな人間関係についてお話いたします>>次のページへ