朝に勝負を賭ける!
朝はスタートダッシュ、夜はラストスパート。どっちが得意ですか? |
前のページ でも取り上げた国民生活時間調査によると、男性で半分以上の人が寝つく時刻は、20才代が午前0時~0時15分、30才代が午後11時45分~12時。
これに対して50才代では、午後11時~11時15分でした。だんだん、寝つく時刻が早まるのが分かります。
「 快適睡眠のすすめ 」 によると、年齢とともに夜型が減って朝型が増えていきます。強い夜型は、20代~30代の社会人で5%ですが、50代には0%とほぼ全滅です。一方、典型的な朝型は、20代社会人で15%、30代で18%なのが、50代になると54%と急増します。
このように、人は年を経るにしたがって早寝早起きになるのが、自然の摂理なのです。これに逆らっても、良いことはありません。むしろ、積極的に 朝型人間になる ことで、あなたのやりたいことを成し遂げませんか?
朝の学習効率は、夜の6倍と言われています。無理して夜更かしするよりも、夜はサッサと眠って、朝、スッキリした頭で仕事や趣味に打ち込みましょう。ビジネス界で成功している人は、ほとんどが朝型人間ですよ。
昼寝で英気を養おう
昼寝の達人は、電車のつり革につかまったまま眠ります |
・ 時間帯は、正午から午後3時までに
遅い時間に眠ると、夜に寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりします。
・ 時間は、30分以内で
時間が長いと、眠りが深くなりすぎて、目覚めてからの回復に時間がかかります。
・ 椅子に座って眠る
蒲団やソファで横になって休むと、深く眠ってしまいます。
・ 眠る前に、カフェインを摂る
カフェインは、体に入ってから30分経たないと、効果が現れません。目覚めてから飲むよりも、眠る前に飲んでおくほうが効果的です。
椅子に座って昼寝をするときは、首の保護に気を付けなくてけません。首が変な姿勢のまま眠ってしまうと、寝違いを起こしたり、肩凝りがひどくなったりします。昼寝専用の枕 を使うか、机に突っ伏した姿勢で眠りましょう。
健康な生活をおくる、あるいは人生の目標を達成するためには、正しい知識に基づいた効率的な睡眠をとることが大切です。敵 = 睡眠の一般的知識 を知り、己 = 自分の睡眠リズムやパターン を知って、人生の勝利者を目指しましょう!