睡眠/眠気のコントロール法

忙がば眠れ!? 仕事効率を上げる昼寝の仕方(2ページ目)

昼食後の会議や講義は辛い……という経験はあるはず。実は午後に眠くなるのは人にとって自然なことなのです。自然の欲求に従い昼寝をすることで、仕事の作業能率を上げることができるのです。

執筆者:吉鶴 亜紀子

理想的な昼寝の方法は?

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オリジナルの昼寝方法をみつけてみよう!
毎日の生活は忙しく、昼寝どころではないかもしれないし、昼寝をする環境ではないかもしれません。ここでは忙しい生活の中でできる昼寝の方法をご紹介しましょう。上手に昼寝をすることで、瞬時に疲労が回復し、ストレスも解消して活力が沸いてくるでしょう。

■昼寝の姿勢
昼寝は脳の休息が目的なので、必ずしも横になる必要はありません。デスクにうつぶせ、座ったまま、クッションを使って……。そのとき眠ることができる体勢をとりましょう。大事なのはリラックスできる姿勢であること!

■昼寝の長さ
あまり長く眠ると、余計に疲労を感じることになります。疲労回復のためには5分~30分程度が理想的。電車や地下鉄、タクシーに乗っているときにも行うことができます。職場では時間が取れない人には、一瞬だけ休息をとる昼寝の練習をしましょう。時間は5分以下。しかしこれだと疲労が回復した状態は長くは続かないので、疲れを感じたらこまめに休息する必要があります。

■昼寝のタイミング
理想は昼食後。できるなら毎日同じ時間に昼寝をするのがお勧め。体も同じ時間に寝ることに慣れて瞬時に疲労回復することができるでしょう。それ以外にも、眠くなったときや仕事に行き詰ったとき、疲れて考えがまとまらないとき、運転に疲れたとき、大事な会議の前などに昼寝をすることによって、緊張も取れ実力を発揮できるでしょう。

■昼寝の場所
横になることができると理想的ですが、なかなかそうは行かないもの。しかしやる気になれば、場所はたくさんあります。例えば職場のデスク、電車の中、待合室、トイレの中など。

■昼寝の儀式
動物は寝る前に準備行動を行うことがあります。それを見習って私たちも儀式を行ってみましょう。条件反射で眠りやすくなるはず。自分の眠りの儀式を考えてみましょう。例えば、携帯電話の電源を切る、歯を磨く、水を飲む、深呼吸をするなどがあります。

昼寝のイメージが沸いてきましたか? 快適で健康的な生活を送るために昼寝をやってみましょう!


次のページでは、昼寝の仕方のまとめと、正しい目覚め方をご紹介しましょう!

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