クヮンソウの睡眠効果を確認
沖縄では、9月から10月に花を咲かせます |
このクヮンソウの研究を進めている、大阪バイオサイエンス研究所と同志社女子大学のグループが、アミノ酸の一種・オキシピナタニンの抽出に成功しました。このオキシピナタニンには、鎮静や睡眠の効果がある可能性があります。
マウスにオキシピナタニンを与えたところ、約6時間は行動量が4割程度に減少。研究グループでは、「動物の脳波を変え、意識を落とすのは非常に珍しく、クヮンソウに含まれる複数の物質が、相乗効果を出している可能性もある」と述べています。
また、これまでにも琉球大学の研究グループが、マウスの餌にクァンソウの粉末を混ぜて脳波を調べたところ、クァンソウを食べたマウスの熟眠時間が食べていないマウスの1.5倍に延びたことを確認しています。
大阪バイオサイエンス研究所と同志社女子大学のグループは、今後、沖縄の企業と連携して特許を取得し、製品化も考えているとのことです。自然な眠りを誘う、体に優しいサプリメントができると、良いですね。
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今回は、最近の睡眠科学の成果についてご紹介しました。すぐに利用できることばかりですから、ぜひ参考にされて、グッスリお眠りください。
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