食と健康/胃腸の健康を守る食事・レシピ

カスピ海ヨーグルトのおいしい愉しみ方(2ページ目)

自家製ヨーグルトブームを築いた「カスピ海ヨーグルト」11月に行われた「カスピ海ヨーグルトフォーラム」で、カスピ海ヨーグルトの愉しみ方や効果的な食べ方が紹介されましたので、みなさんにご報告します。

南 恵子

執筆者:南 恵子

NR・サプリメントアドバイザー / 食と健康ガイド


1ページでは、「カスピ海ヨーグルト」についてご紹介しましたがこのページでは、その愉しみ方や効果的な食べ方を詳しくご紹介します。

意外な組み合せ

甘酒とカスピ海ヨーグルト
白井操氏おすすめのカスピ海ヨーグルト入りの甘酒
ヨーグルトの食べ方は、ジャムやハチミツをかけたり、またフレッシュのフルーツやプルーンにかける食べ方が、最もポビュラーなのではないでしょうか?

パネルデスカッションでは、大桃氏からきなこをかけて食べているという話があり、家森氏から栄養的にきなこに含まれるサポニンやイソフラボン等はコレステロールを低下させたり、抗酸化作用があるので、美容と健康に役立つと解説されました。

また意外な組み合せでは、白井氏は甘酒を薦めておられました。甘酒は、ジャパニーズヨーグルトとよばれる発酵食品。ビタミンB群なども多く滋養豊富な食品ですから、疲れた時などにはおすすめです。また家森氏は、ちりめんじゃこやちりめん山椒などにかけてもおいしいと提案されていました。

またマサイ族が鉄分補給のために、牛の血をヨーグルトに入れて飲むのをヒントに、「カスピ海ヨーグルト」に赤ワインをブレンドするドリンクを提案されました。アルコールが弱い方には、悪酔いしにくく、カクテルとして楽しむにはよさそうですね。

肉や魚料理にも活用

ドレッシング
マヨネーズやドレッシングに混ぜて・・・
寒くなってくると、私は、ヨーグルトをそのままでいただくのは、カラダが冷えそうで食べにくいと思い、お料理に使ったりします。白井氏からも、いろいろな料理での活用法が紹介されました。

私もよくヨーグルトをマヨネーズの代用にしたりするのですが、ドレッシングなどに混ぜたり、ガーゼ等に包んでしばらく水気を切ってからサワークリームのような感覚で、シチューやビーフストロガノフの仕上げに使うとコクが加わり、またクレープ生地に混ぜてもしっとりまろやかな味わいに仕上がるそうです。

他にも、魚の西京焼にもお味噌とともにヨーグルトに10分ほどつけて洗った後で焼いたり、またローストビーフなどの肉類を調理する前に、ヨーグルトに5時間ほどつけておくと、高級なお肉ではなくても、とても柔らかく焼き上がるそうです。タンドリーチキンのような使い方ですね。辨野氏は、スモーク牛タンを作る時に、カスピ海ヨーグルトで漬けてからスモークするそうです。

里芋のヨーグルトグラタン
カスピ海ヨーグルトを使った簡単ソースで作る里芋のヨーグルトグラタン
また辨野氏からは、乳酸菌にはタンパク質分解酵素のようにお肉を柔らかくする作用があるわけではないけれど、漬けておくことで、乳酸菌の旨味や他の成分が染み込むなどの何らかの作用があるのではないかというコメントがありました。

今回ご紹介した使い方のほとんどの詳しいレシピは、カスピ海ヨーグルトのサイトで紹介されていますので、ご参考になさってください。

次のページで、「カスピ海ヨーグルト」を食べるタイミングをご紹介します。・・・>>
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