カスピ海ヨーグルト
自家製ヨーグルトの代名詞ともいえるカスピ海ヨーグルト
日々の健康を維持するために、毎日の習慣として食べられている代表的な食品の一つが、ヨーグルト。中でもカスピ海ヨーグルトは、近年ヨーグルト市場が活気づく中で、特に自家製ヨーグルトブームを牽引してきた存在と言えるでしょう。

とはいえ、その食べ方は、ワンパターンになりがちになっていませんか? 2007年11月21日に行われた「カスピ海ヨーグルトフォーラム」(主催/フジッコ株式会社 講演/財団法人 兵庫県健康財団)でのパネルディスカッションで、「カスピ海ヨーグルト」の食べ方について、とても参考になるものが紹介されましたのでご報告します。

<CONTENTS>
  • 長寿地域で愛される「カスピ海ヨーグルト」……P.1
  • 「カスピ海ヨーグルト」の愉しみ方徹底研究……P.2
  • 「カスピ海ヨーグルト」を食べるタイミング……P.3

    長寿地域の伝統食「カスピ海ヨーグルト」

    家森幸男氏
    家森幸男氏
    財団法人 生産開発科学研究所 学術顧問・武庫川女子大学国際健康開発研究所長
    「カスピ海ヨーグルト」は「食と健康」の研究に長年携わっておられる家森幸男氏が、コーカサス地方から持ち帰った分析の残りのものが日本の気候風土に合い、自家製で食べ続け、また人づてに株分けされ、いつしか「カスピ海ヨーグルト」と名づけられ、日本中に広まっていったのがはじまりと考えられています。

    この「コーカサス地方」は、日本の北海道付近の緯度に相当し、四季があり気候も温暖なため、耕作や牧畜にも最適な地域。現地では「センチナリアン」と呼ばれるたくさんの100歳を超えるお年寄りが元気に暮らしていることから、世界でも屈指の長寿地域として知られています。

    「カスピ海ヨーグルト」の可能性

    辨野 義己氏
    辨野 義己氏
    理化学研究所バイオリソースセンター室長
    今回の「カスピ海ヨーグルトフォーラム」では、まず世界の長寿地域の研究者である家森幸男氏(財団法人 生産開発科学研究所 学術顧問・武庫川女子大学国際健康開発研究所長)から基調講演「カスピ海ヨーグルトが育む長寿食文化」、次に辨野 義己氏(理化学研究所バイオリソースセンター室長)による「おなかの中から健康を考える」の講演がありました。

    カスピ海ヨーグルトの健康面での有効性を示すエビデンスなどは、現在家森幸男氏とともにその種菌を安全に頒布する活動を行っているフジッコ株式会社のサイトで紹介されていますので、ここでは、簡単にカスピ海ヨーグルトの特長をご紹介しておきます。

    様々なヨーグルトと比べてカスピ海ヨーグルトは、酸味が少なくとろりと独特の粘りがあることが特徴で、これは「クレモリス菌FC株」というカスピ海ヨーグルト独特の乳酸菌の働きによるものです。

    この「粘り成分」には、
    免疫機能にかかわる細胞の活性を高める、
    コレステロールの吸収を抑える
    ストレスによる肌の機能低下を予防する

    などの働きが確認されています。

    白井操氏
    白井操氏
    料理研究家
    また「カスピ海ヨーグルト」の健康効果としては、整腸作用や腸内環境改善、アトピー性皮膚炎の改善、インフルエンザの予防などの研究成果が報告されています。
    今回の「カスピ海ヨーグルトフォーラム」でも、パネルディスカッションで、パネリストの家森幸男氏、辨野 義己氏、料理研究家の白井操氏、ゲストの大桃美代子氏から、「カスピ海ヨーグルト」のいろいろな楽しみ方や、効果的な食べ方が紹介されました。


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