フルーツの下には、上品な甘さのミルクライスが、敷き詰められています |
朝ご飯でパワーアップ!
朝からシャキッとした1日を過ごしたいのなら、朝ご飯をしっかり食べましょう。理由は、ブドウ糖 と セロトニン にあります。睡眠中は、長い絶食の時間でもあります。この間に、脳の唯一のエネルギー源である血液中のブドウ糖が、少なくなっています。これでは朝起きたときに、頭が上手く働きません。
ブドウ糖は、でんぷんや砂糖が体の中で分解されて作られます。ですから、朝ご飯にお米を食べることは、とても理に適っています。また、名前に「ブドウ」がつくくらいなので、ブドウ糖はフルーツにも多く含まれています。「朝のフルーツは金!」とも言われていますよ。
一方、すぐキレル人が増えた理由のひとつに、セロトニン不足が指摘されています。セロトニンには、感情を安定してくれる働きがあるのです。このセロトニンが不足したり上手く働かなくなると、怒りっぽくなったり、逆にうつの症状が出やすくなります。
人間は、トリプトファンを摂らないとセロトニンを作れません。このトリプトファンは、牛乳やバナナに多く含まれています。朝食に牛乳やバナナが勧められているのは、こういう理由があったのです。
今回は、朝にお勧めの食材を使って、「ミルクライスのフルーツ盛り」をご紹介します。
フルーツの酸味は、スッキリした目覚めに効果的です。さらに、顎の筋肉は脳につながっているので、フルーツを咀嚼することによって、だんだん目が覚めてきます。
しかし、フルーツだけでは食べ応えや、腹持ちが良くありません。そこで、牛乳で柔らかく煮たミルクライスを添えました。フルーツとご飯、2つの違った歯ざわり舌ざわりが、見た目の鮮やかさと共に、食べる楽しみを増やしてくれることでしょう。
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