今の時代、イチゴは夏をのぞいてほとんどいつでも食べられる果物の一つですが、本来の路地で栽培されるイチゴは初夏が旬で、5月のゴールデンウィーク頃から収穫がスタートします。ゴールデンウィークにイチゴ狩りを楽しむ方も多いのではないでしょうか。愛らしいイチゴは、甘酸っぱくてさわやかなおいしさだけでなく、美肌や、健康を維持する上で必要な栄養素や成分を含んでいます。

<CONTENTS>
  • 手軽にビタミンC補給……P.1
  • エラグ酸やキシリトールも……P.2
  • イチゴの栄養を活かすには……P.3

    手軽に生食でビタミンC補給

    イチゴ
    イチゴにはレモン果汁並みのビタミンCが含まれています。
    イチゴは、100g中ビタミンCが62mgと豊富に含まれ、レモン果汁よりも多いほどです。成人が1日に必要なビタミンCの摂取量は100mgで、だいたい小粒イチゴを10粒くらい、大粒で7~8粒粒食べれば1日必要量を得ることができます。

    ビタミンCは、ご存知の通りコラーゲン生成を助けて皮膚を丈夫にするなど美肌つくりには欠かせません。また活性酸素を除去する抗酸化作用や、カラダの免疫力を高めるためにも必要な栄養素です。けれども体内のビタミンCはストレスや喫煙などで失われやすく、また体内に蓄積しておくことはできないので、食事が不規則なときほど意識してしっかりとりたいものなのです。

    [100g当たりに含まれるビタミンCの量]
    食品名 ビタミンC含有量
    イチゴ 62mg
    グレープフルーツ 36mg
    レモン果汁 50mg
    マンゴー 20mg
    * 五訂 日本食品標準成分表より

    造血のビタミン葉酸

    葉酸は、あまり耳慣れないかもしれませんが、ビタミンB群の一種で、近年注目されています。赤血球の生産に関わり、不足すると悪性貧血になることもあるので「造血のビタミン」と呼ばれています。また細胞を作り出すための核酸を合成するにも重要な働きをします。

    イチゴには、葉酸が100g中90mg含まれ、果物の中ではトップクラスの含有量です。この葉酸は、食事で不足することはまずないのですが、ビタミンCによって活性型に変換されるので、一緒にとることがポイント。イチゴなら、無理なくビタミンCと葉酸をとることができます。

    大量摂取には気をつけて

    ビタミンCは、たくさんとっても尿として排泄されてしまうので、過剰症の心配はありませんが、サプリメントなどで濃縮したものを大量にとると、下痢や嘔吐などの副作用を起こす場合があります。また葉酸も過剰症による副作用はありませんが、多量摂取が続くと、亜鉛の吸収が阻まれてしまうので、これもサプリメトンでとり過ぎるのは気をつけたいものです。まずは食べ物から栄養を得ることが一番カラダには自然だと思います。

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