食と健康/高齢者・被介護者の食事・レシピ

アルツハイマー病予防にカレー?(2ページ目)

カレーに欠かせないスパイス、ウコン。二日酔い防止、肝臓強化効果等で話題ですが、その成分がアルツハイマー病を予防するという研究報告がありました。

南 恵子

執筆者:南 恵子

NR・サプリメントアドバイザー / 食と健康ガイド

クルクミン
*クルクミンは活性酸素を除去する働きがあり、発ガン、生活習慣病予防、美肌作用が期待されています。

クルクミンとは、なんぞや

クルクミンは、インド原産のショウガの仲間であるウコンの主成分。ウコンは英語ではターメリックと言います。インドや中国、日本でも、ウコンの薬効は古くから知られ、健胃薬や利胆薬などとして使われています。

もちろんウコンには、クルクミンの他にも、精油成分でもあるターメロン、シネオールなどが含まれ、これらにも殺菌作用などがあります。

クルクミンには活性酸素を除去する働きも!


クルクミンには、肝臓強化の働きの他、悪玉コレステロールを減少したり、活力や元気の元であるアドレナリン(モノアミン類の一種) の分泌を促すので、うつ病にも効果があると期待されています。

さらに、1996年に米国科学学会において、「ウコンに含まれるクルクミンは、 活性酸素(シミ、シワ、老化、病気の原因とされているもの)を除去する上で、 ビタミンCや、ビタミンEよりも即効性が高く、それによってガンを抑制する効果もある」と発表され、ますますウコンが人気を博すようになったのです。
クルクミンをとる時の注意は、次のページで・・・。>>
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