大学に編入する方法
大学に編入するためには、各大学が実施する編入学試験に合格しなければなりません。編入学試験は一般入試とは別日程で実施されますが、実施時期、選抜方法は各校によって異なるため、なによりも情報収集が重要になってきます。全ての学校・学部が募集を行っているわけではなく、特に実施時期においては例えば今年募集があっても来年はない、というようなこともあります。また新設学部において、2年次・3年次入学の編入試験を実施するところもあるようです。何よりもまずは情報収集が必須なのです。
社会人編入試験の科目や内容は?
最近は、社会人を対象とした「社会人編入学試験」を実施する学校が増えてきました。試験科目は各校によって異なりますが、書類審査、小論文、面接という場合が多く、筆記試験が免除されることが多いようです。実際の編入学試験の例を見てみましょう。東洋大学経済学部経済学科(第2部)の編入試験では、英語・経済学に関する筆記試験・面接の3科目ですが、社会人編入試験では、小論文と面接の2科目のみで筆記試験はありません。同志社大学文学部国文学科の編入学試験の場合、英語、論文、国語、口頭試問の4科目ですが、社会人編入試験だと、小論文と口頭試問の2科目です。以上の例でわかるように、社会人編入試験は筆記試験が免除される例が多く、試験準備をする上でも有利です。