パワーポイントのレイアウトは「プレースホルダ」と「スライドマスタ」が基本
スライドに会社のロゴを入れたり、表紙のスライドの背景に象徴的な写真を使うなど、既存のレイアウトやデザインに手を加えて、オリジナリティを出したいときに役立つ記事を集めました。パワポでレイアウトとデザインを扱うときのポイントは2つ。それは、「プレースホルダ」と「スライドマスタ」しっかり理解して使うことです。まずは、「「プレースホルダ」を理解できていますか?」の記事で、レイアウトの基本を確認しておきましょう。
■プレースホルダ
スライドに文字、表、グラフ、イラストなどを配置するための領域のこと。スライド上では、枠で表示され、あとからサイズを変更したり好きな位置に移動して使える。
点線の枠で囲まれた領域が「プレースホルダ」だ。タイトル用、文字用、コンテンツ用と目的ごとに専用のプレースホルダが用意されている |
■スライドマスタ
スライドの背景、色、模様、文字の書式などを一元管理しているスライドの設計図。スライドマスタに設定した書式は、すべてのスライドに自動的に反映される。
PowerPoint2003のスライドマスタの画面。PowerPoint2007とは多少仕様が異なるので注意が必要だ |
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