エクセル(Excel)の使い方/印刷・図形・共有機能など

エクセルで自動集計(SUMIF関数の活用)(2ページ目)

御見積台帳からデータを自動収集する受注集計を作成しましたが、今回は、これに自動集計機能を追加します。これで、受注集計表を開くだけで、最新受注データを収集・集計してしまう大変便利なツールになります!

緑川 吉行

執筆者:緑川 吉行

エクセル(Excel)の使い方ガイド


SUMIF関数とは

SUMIF関数は「ある条件を満たすデータだけを検索して合計を算出する」関数です。


例)「種別」が「書籍」である「金額」を合計します。


このSUMIF関数を利用して、「提出日付」の「月ごと」に受注金額データを集計します。しかし、SUMIF関数を使って今回の集計を行うには、ひとつ問題があります。

SUMIF関数で2つの条件による合計値を算出

問題は、SUMIF関数では「1つ」しか条件が設定できない点です。今回の合計金額の算出には、「2006/4/1以後」から「2006/4/30以前」の受注金額を合計する、といったように、「2つ」の条件が必要なのです。
そこで、次の図のように考えます。


つまり、4月分の合計値は、「2006/5/1より前(2006/4/30以前)」の合計値から「2006/4/1より前(2006/3/31以前)」の合計値を引いた値であることを利用するのです。ひとつの条件で算出したSUMIF関数の結果を組み合わせて、二つの条件で算出したい結果を導き出すというわけです。

>それでは、受注集計シートを作成してみましょう!
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