SUMIF関数とは
SUMIF関数は「ある条件を満たすデータだけを検索して合計を算出する」関数です。例)「種別」が「書籍」である「金額」を合計します。
このSUMIF関数を利用して、「提出日付」の「月ごと」に受注金額データを集計します。しかし、SUMIF関数を使って今回の集計を行うには、ひとつ問題があります。
SUMIF関数で2つの条件による合計値を算出
問題は、SUMIF関数では「1つ」しか条件が設定できない点です。今回の合計金額の算出には、「2006/4/1以後」から「2006/4/30以前」の受注金額を合計する、といったように、「2つ」の条件が必要なのです。そこで、次の図のように考えます。
つまり、4月分の合計値は、「2006/5/1より前(2006/4/30以前)」の合計値から「2006/4/1より前(2006/3/31以前)」の合計値を引いた値であることを利用するのです。ひとつの条件で算出したSUMIF関数の結果を組み合わせて、二つの条件で算出したい結果を導き出すというわけです。
>それでは、受注集計シートを作成してみましょう!