エクセル(Excel)の使い方/セルの操作

Excel「ユーザー定義」の表示形式を設定(記号解説)

Excelで「ユーザー定義」の表示形式をマスターするための記事をお送り致します。呪文のような記号の羅列が一気に読めるようになります。今回は各記号の紹介です。日付、時刻に曜日を追加したり、文字を追加したり、数値、単位を追加したり表示させたいものを定義する記号について解説します。

緑川 吉行

執筆者:緑川 吉行

エクセル(Excel)の使い方ガイド

Excelでユーザー定義の表示形式を設定しよう

「セルの書式設定」の「表示形式」では「ユーザー定義」を設定することができる

「セルの書式設定」の「表示形式」では「ユーザー定義」を設定することができる

セルの表示形式を設定しよう!」と「セルの表示形式(日付・時刻・数値・文字列)」では、すでにExcelに設定されている表示形式を紹介しましたが、「その中に、自分の設定したい表示形式がない!」ということもあると思います。そこで、今回の記事と「ユーザー定義書式を制覇しよう(構文紹介)」の2回にわたって、自分好みの表示形式を定義する方法を詳しく紹介します。前編にあたる今回は、様々な形式を定義するための記号の紹介です。

<INDEX>  

「ユーザー定義」の表示形式とは

Excelでは、表示形式を自由に定義することができます。これを「ユーザー定義」の表示形式といいます。表示書式を定義するには、定義したい表示形式を記述する記号とその使い方を知る必要があります。

どのような記号を使うのか、すでに定義されているユーザー定義の表示書式を見てみましょう。「セルの書式設定」ダイアログボックスを表示し、「表示形式」タブの「分類」の一覧で「ユーザー定義」を選択してください。すると、右側の「種類」に、その記号を使った定義された表示書式が表示されます。
 


暗号のように、様々な記号が並んでいますね。パッと見てどのような表示形式なのかわかるものもありますが、記号がズラリと並んでいて解読できないものもあると思います。
 


しかし心配は無用です。複雑そうに見えますが、ひとつひとつの記号の意味がわかってくると、読んだり書いたりするのは難しくありません。記号が長く連なるのは、数値の内容によって表示形式を切り替える構文などを使った場合ですが、こういった構文も大きく分けると2つしかありません。この構文については、次回の記事で詳しく紹介します。

 
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