エクセル(Excel)の使い方/エクセル(Excel)の使い方関連情報

どちらの方法でワープロ的に操作する?(3ページ目)

この記事では、ワープロ的に活用する話題のうち、「2つの操作方法が考えられる3つの話題」に焦点をあてて、そのメリット・デメリットを考察してみました。

緑川 吉行

執筆者:緑川 吉行

エクセル(Excel)の使い方ガイド


テキストを罫線で囲む


入力した内容が重要なポイントであることを示すとき、テキストを罫線で囲むことがあると思います。これを実現する1つの方法として、セルの罫線を利用する方法があります。この方法なら、必要なときにサッと設定できますし、印刷位置も行・列位置によって決まるので正確です。


しかし、デメリットもあります。「Excelをワープロ的に活用しよう!」も紹介した「文字あふれ」のリスクがありますし、囲みの大きさや表示位置を行や列に合わせる必要がある、という制限があります。


テキストボックスを使う


もう1つ、同じことを実現する方法があります。「図形描画」バーにある「テキストボックス」を利用する方法です。テキストボックスなら、自由なサイズ・表示位置で、罫線で囲まれたテキストを表示できます。折り返しも自動的に行われます。


テキストボックスの手軽さから、ついつい利用してしまうのですが、やはりデメリットについても心得ておく必要があります。それは、プリンタによって、テキストボックスの印刷位置にズレが生じる点です。また、テキストボックスのサイズによって、画面上の表示とは違うところで折り返しが行われて、行があふれてしまうこともあります。結果的に、大きめに作成したり、ちょっとずらして配置したりすることになり、画面上の見栄えが悪くなります。


セルを罫線で囲むのか?テキストボックスを利用するのか?


こちらも、説明したとおり一長一短がありますが、私は、セルを罫線で囲む方法を優先し、行・列の位置関係から、どうしても配置できそうにない内容に限り、テキストボックスを利用しています。

以上、「2つの操作方法が考えられる3つの話題」に焦点をあてて、そのメリット・デメリットを考察してみましたが、いかがでしたでしょうか?こうして見てくると、「どちらの操作方法が良いか?」という話ではなく、「操作方法に様々な選択肢がある」という話にもなると思います。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※OSやアプリ、ソフトのバージョンによっては画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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