大学生の就職活動/就職活動の準備

本番直前・これからの就活を再確認する!2(4ページ目)

世界的な経済不況の中、新卒採用数は抑制の方向へと進んでいる。きっと不安でいっぱいだろう。だからこそ、やっと試験が終わった今こそ、手綱を引き締めて、やるべきことを完ぺきにこなして、本番を迎えよう。

執筆者:見舘 好隆

【STEP6】面接のために、会社をもっと知る

エントリー
時間はないが、ぎりぎりまで先輩訪問・店舗訪問をする努力をしよう。
というわけで、エントリーシートを書く重要性や、中身が詰まったエントリーシートの書き方は理解できたと思う。

最後に、面接に対しての備えを記しておく。

前述したが、エントリーシートだけで、人事は君を測ろうとしているのではない。エントリーシートは面接可能人数に絞るだけ。君を見極める本番は、あくまでも面接であり、グループディスカッションだ。今まで述べてきたのは、あくまでもエントリーシートを書くための会社研究と自己分析なのだ。

よって、エントリーシートを出し終えたら、次は面接に対しての、会社研究と自己分析を行わなくてはならない。

基本的には、面接で話す志望動機と自己PRも以下の図と概念は変わらない。

エントリーシート


変わらないが、さらに深掘りすることが望まれるのだ。

志望動機は熱意を測る。エントリーシートまでなら、ホームページや会社案内で確認した「その企業の強み」と「企業理念」を確認すれば良かった。しかし、面接を突破したいなら、他の学生とは違った志望動機を作って「熱意」を示すべきだ。スケジュール的には困難だが、先輩訪問や店舗訪問を行って、深掘りしなくてはならない。ライバルより「熱意」を示すにはどうすればいいのか、良く考えてみよう。

自己PRは求める力を測る。エントリーシートまでなら、ホームページや会社案内で確認した「求める人材(力)」と「企業理念」を確認すれば良かった。しかし、面接を突破したいなら、他の学生とは違った自己PRを作って、「求める人材」であることを伝えるべきだ。スケジュール的には困難だが、先輩訪問や店舗訪問を行って、深掘りしなくてはならない。ライバルより秀でた君の魅力を人事の心にズドンと刺すにはどうすればいいのか、良く考えてみよう。

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もう一度まとめる。

「不景気だ~」と落ち込んでも、何も問題は解決しない。就職への不安を払しょくする方法はただ一つ。本番前のこの時間を使って、やるべきことを確実にこなすしかない。

残る時間、就職活動プランをしっかり立てて、ポジティブに、やるべきことを確実にクリアして、内定を獲得する力をコツコツため込んでおこう。


<INDEX>
  1. 世界的な経済不況。ああ、就職活動が不安だ。
  2. 【STEP1】就職活動のスケジュールを確認する
  3. 【STEP2】プレエントリー&エントリーをする
  4. 【STEP3】エントリーシートの審査基準を確認する
  5. 【STEP4】エントリーシートを書くために会社研究する その1その2
  6. 【STEP5】エントリーシートを書くために自己分析する
  7. 【STEP6】面接のために、会社をもっと知る

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