模範的な就職活動のスケジュールは確かにある。しかし、その通りにやればいいのかと言えば、必ずしもそうではない。
就職活動はマラソンと同じ。最初で遅れてもダメだけど、急ぎすぎてもペースを乱す。 |
さて、ここであらためて、就職活動の全体的なスケジュールを確認したい。
- 就職ガイダンスの出席・・・9月
- 就職サイトへの登録・・・10月
- 自己分析を始めた時期・・・9~2月
- はじめてのエントリー・・・10~12月
- はじめての企業説明会・・・2月
- はじめてのエントリーシート提出・・・2月
- はじめての人事面接・・・2~4月
- はじめての内定・・・4月
ポイントは、大学格差はあっても、乗り越えることが出来ない壁ではないということ。標準的な就職活動のタイミングを押さえつつ、自らの実力と所属する大学の入学難易度を考慮しながら、自らが努力し到達できる目標を見失わないことなのだ。
※これから参照するグラフの出典はすべて労働政策研究・研修機構の報告書「大学生と就職」である。調査時期は2005年10~11月。調査対象の大学は全国276校(医学部・歯学部・看護学部を除く)。いずれのグラフも設置者と入学難易度により類型化されている(偏差値は代々木ゼミナールの主に社会科学系の偏差値ランキングに基づく)。
- ◆:国立1(旧帝大など高難易度大学)・私立A(偏差値57以上)
- ■:国立2(地方国立大学)・公立
- △:私立B(偏差値46~56)
- ○:私立C(偏差値45以下)
※次のページで、大学によって就職活動の時期が違うことを学ぶ!