大学生の就職活動/就職活動の選考対策

就活面接で魅力が倍増する方法 1(4ページ目)

面接はスピーチじゃない。コミュニケーションだ。よって、「自己PRの内容」ばかり気にしていても駄目。「感情・声・体」を総動員し、面接官の心に響くプレゼンテーションを行なうべし!

執筆者:見舘 好隆

「感情」で魅力を伝えるヒント:感情を運動させる

散歩でもジョギングでも水泳でもテニスでも、とにかくなんでもいいのですが、自分の体を動かしている人は、運動することで、自分の体がどんなに快適になるかを知っています。(中略)感情も同じことが言えるのです。ふだん、感情を動かさない人や、同じ方向にしか動かさない人は、感情がなまって、やがて、感情を失い始めます。
『あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント』より)

感情・声・体
感情は運動と同じく、適度に動かさなければ、動かせなくなるよ。
面接でも同じ。感情がなまっている人が、面接で魅力を伝えることはできない。

感情を動かすコツはそんなに難しくはない。さっきの「心の助走期間」で提案したことを、普段から行うことだ。映画を観たり、小説や漫画を読んで感情を出す。美術館や博物館、コンサート、スポーツ、演劇を観て素直に感情を持つように心掛けるのだ。素敵な作品に出会うと、自分の中に今まで経験しなかった感情や、忘れていた感情がわき上がってくるのだろう。

あと、普段とは違う友人・知人と会うことも大切だ。「幼馴染と昔話」「久しぶりに親友と飲み明かす」「信頼できる先輩に悩みを打ち明かす」「親戚の子供と遊ぶ」など。もちろん、初対面の人と会って、新しい刺激を得ることもきっとプラスになるだろう。

久しぶりにボーリングや卓球、草野球などをして、いい汗かくのは気持ちいいよね。この気持ちと同じだ。。

「うーん、最近感情を表現していないな」と思う人は、感情を動かすことを意識してみよう。


※次のページで、「声」で魅力を伝えるヒント:声で魅力を伝えるには?ことを学ぶ!

※余談。ここ数年、私は“お腹を抱えて笑う”ことがない。キャリアカウンセリングでずっと「感情を冷静に保つ」作業をしているためだろうか。感情がなまってしまうことは、凄く悲しいことだ。
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