「感情」で魅力を伝えるヒント:感情は変わる
優秀な俳優は、台本に「笑って」と書いてあれば、笑わないといけません。(中略)感情の教養のある人なら、「うむ。今日は、ひどく落ち込んでいる。このままだと、本当に笑うことはできない。今の状態だと、楽屋で最低1時間、一人で楽しいことを想像しないと、本当に笑うことはできないな」と分かるのです。 (『あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント』より) |
他社の面接で落ちたことは、面接官にとっては知る由もない。今の君を評価するだけだ。面接直前に美味しいコーヒーを飲むなど、切り替える努力をしよう。 |
ほとんどの人が経験することだが、そんな気持ちをそのままにして、引きずって、新たな面接に挑んでも、おそらくまた落ちるだろう。ほぼ確実に。
さて君は普段、気分転換をする時どうしているだろうか?
私が良く使う手は「大掃除」である。いい汗がかけるし、机や部屋がきれいになると心もすっきりリセットできるからだ。あと、漫画喫茶で一番大好きな漫画を一気に読む手も使う。漫画のストーリー以外何にも考えられなくなるからだ。あと、一番大好きな映画を見直すのも手だ(もちろん、ハッピーエンドの)。やはり映画のストーリーに感情移入するから、嫌なことは確実に一瞬忘れることができるから。
とにかく、すぐに嫌なことを何とかしようと対峙するより、少し時間を置くことで心の痛みを和らげることが気分転換のコツなのだ。車を飛ばして海を見に行くのもいい。美味しいものをガンガン食べるのもいい。つまり、面接に落ちて、落ち込んでいる時には、次の面接までに何とか助走して、豊かな感情を表現できるように、エンジンを温めておくことが肝要なのだ。
「心の助走期間」を大切に考えてみよう。
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※慣れてくると、「この企業に入社しても、自分にはきっと合わなかったんだ!」と切り替えられるようになるよ。